J.J.エイブラムス製作最新作『10 クローバーフィールド・レーン』の公開を記念して、6月15日にAOLの独占試写が開催!ゲストとして「なんでも添削家」「映画コメンテーター」としてだけでなく、俳優としての評価も高く、TV、ライブ、コラムなど多方面で活躍中の、赤ペン瀧川こと瀧川英次を迎えてのトークイベントが開催された。
満席となった会場の中、拍手で迎えられた瀧川は「例えば主演がドウェイン・ジョンソンや、ジャッキー・チェンなら、‟あいつ最後まで死にません"と言えるのですが(笑)、秘密主義で知られるJ・J・エイブラムスがつくった"謎"が多い作品なので、出来るだけネタバレをしないようにトークできればと思います!途中モゴモゴするかもしれませんが(笑)よろしくお願いします!」と挨拶した。
本作のタイトルに"クローバーフィールド"と入っていることからも、あの『クローバーフィールド/HAKAISHA』(以下、クローバーフィールド)の続編なのではないか?という声も相次いでる本作だが、一足先に映画鑑賞した瀧川は、本作について「面白かったです!」と絶賛しつつも、『クローバーフィールド』の続編か否かに関しては「僕は続編じゃないなと思いました」と断言した。
「J・J・のインタビュー記事を読むと"続編"と言わず"(クローバーフィールドという)大きな世界観の中の一つの作品にしたかった。"と言っています。勝手な想像ですが、この作品の世界は『クローバーフィールド』と、同じ時系列なのかもしれないと思ったんです。この作品を観て"続編"と思う人はいないんじゃないかと思うけど、前作見直してこれを見るとあれっと!思うことがいくつかある。ヒントは、作品のキャッチコピーにもなっている"奴らはあらゆるフォームでやってくる"。これなんですよ!本作を観て、もう一度前作を観るとおやおやという部分が色々と浮きでてくると思います」と感想を語った。
登場する主なキャラクターはたった3名で、その中でも物語の鍵を握る謎の男・ハワードを演じるジョン・グッドマンについては、「ジョン・グッドマンという俳優は、大体いい奴を演じる人物なのですが...。」と不思議がりながらも「ハワードという人物の捉え方によって、作品への見え方が変わってくるんです。ただ率直に思うのは、ジョン・グッドマンは芝居が上手いんだと!と改めて思いました!」とその演技力を称賛した。
また、本作では、外は危ないからというハワードの言葉を信じ、ハワードの所有するシェルターの中で共同生活を送る三人の姿が描かているが、地下シェルターの中での生活に「お金のない時代に、男4人で6畳1間に3年住んでいた事があるので全然大丈夫です!」と意外な事実を告白。そして「登場するシェルターは、アメリカで"バンカー"と呼ばれていますが、こういった避難用のシェルターを建設する人は多いんですよ。ただ劇中で登場するような、みんなが悠々と過ごせるようなバンカーはなかなかないです。一般的なものは緊急用なので狭い造りなのに、劇中のバンカーは、"家族と一緒に永久的に暮らせるもの"が造られています。これがこの作品最大のヒントなんです!」と熱く語った。
最後には「誰かと一緒に語りたくなる作品で、きっとどなたでも楽しめます。いろんな人を道連れにして(笑)ご覧になっていただければと思います!この映画はいい酒のつまみになりますよ!」とコメントを寄せた。
映画『10 クローバーフィールド・レーン』は6月17日(金)より全国公開!!
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■参照リンク
映画『10 クローバーフィールド・レーン』公式サイト
10cloverfieldlane.jp
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