近年では、競技としての性格が色濃いe-Sportsの台頭が著しいゲームの世界。30年前から根強い人気を誇るクラシックシリーズといえば、任天堂スーパーマリオブラザーズだ。初めてリリースされたのは1985年だが、動画投稿の時代に入ったいま話題になるのがスーパーマリオの最速クリア記録「スピードラン」である。0コンマを競い、まるでF1レースのように最速クリアの記録が塗り替えられてきたが、4月13日、29歳の「darbian」が、自身の記録を塗り替える4分57秒260を記録し、その映像が世界中で話題になっている。
https://youtu.be/Ev-QpxN8wPo
彼が前回記録した4分57秒427を0.167秒更新した今回の記録。すでに神の領域すぎて、凄さがいまいち伝わりにくい。
タイム更新のコツとして、1分間に170回のペースでボタンを連射し、ジャンプ移動している点などが分析した情報から寄せられている。
このレベルになると、自分のタイムが更新できる領域に来ていることは8-4のスタート前からわかっていたようで、クリア前からそわそわし始め、更新の瞬間に大声を出し喜びを表現している。
これまで数年に渡り自身の「スピードラン」記録を更新してきたdarbianだが、すでに彼のプレイは限界に達しているようで、「マイ・クエスト・イズ・オーバー(俺の探求はもう終わり)」という言葉で、これ以上はタイム更新の挑戦はしないことを公言している。
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