鬼気迫る演技で悲願のアカデミー賞主演男優賞を獲得したレオナルド・ディカプリオ主演『レヴェナント:蘇えりし者』が4月22日(金)より公開となる。65年ぶり史上3人目の快挙となる2年連続のアカデミー賞監督賞を受賞したアレハンドロ・G・イニャリトゥが監督、脚本、制作をつとめ、日本が世界に誇る鬼才・坂本龍一が音楽を手がけた今最も話題の作品だ。この度、イニャリトゥ監督の仕事ぶりが明らかになる特別映像が到着した。
https://youtu.be/oMq7-ck6jkg
到着した映像で、オスカー俳優ディカプリオが「映画作りにおいてアレハンドロは真の天才だ。決して妥協しない」とイニャリトゥ監督の信念を明かす。その言葉を裏付けるようにイニャリトゥ監督は「このプロジェクトは5年をかけた私の夢だった」と本作への思い入れを懐述している。
なかでも、イニャリトゥ監督こだわりの原野でのロングショット撮影は、スタッフ・キャスト誰にとっても初めての経験で"とんでもない"チャレンジとなった。撮影は冬のカルガリーで行われ、日照時間がひどく短かった為、ショットを撮影するチャンスは短時間に限られ、更に撮り直せる保障はなかった。「やりがいがあって、楽しい撮影だったが、良いものを手にするには時間がかかった。我々は特定の趣と雰囲気を維持したかったので、忍耐強く追求しなければならなかった。特定の状況をつくるという意味では、グラスの役どころと同様に"罠を仕掛ける猟師"になったのだ」とこだわり抜かれた撮影を振り返る。
『ゼロ・グラビティ』『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』に続いて本作と史上初3年連続でアカデミー賞撮影賞を受賞したエマニュエル・ルベツキもまた「アレハンドロは、他の監督と違ってわずかなセリフで印象的な映像を作る」とイニャリトゥ監督を絶賛する。名だたる監督と協業してきた経験者をもうならせる手腕を到着した映像では、垣間見ることができる。実際にイニャリトゥ監督自身も「本作は、言葉で伝えるのはでなく、見せる映画だ。言葉や、セリフではなく、物事を見せる」と語っている。
臨場感を極めた圧倒的なスケールの映像と、ディカプリオの鬼気迫る演技。極限状態でのサバイバルの終わりに、彼がたどりついた境地とは?唯一無二の戦列且つ壮大な映画体験がここにある。
舞台は19世紀アメリカの広大な未開拓の荒野。狩猟中に熊に喉を裂かれ瀕死重傷を負ったハンターのヒュー・グラス(レオナルド・ディカプリオ)は、狩猟チームメンバーの一人、ジョン・フィッツジェラルド(トム・ハーディ)に見捨てられ置き去りにされてしまうばかりか、愛する息子を殺されてしまう...。"生きる"という純然たる意志だけを武器に、グラスは大自然の脅威なか、厳しい冬の寒さに耐え、交戦中の部族の熾烈な襲撃を交わし、フィッツジェラルドに復讐を果たすため、約300キロの容赦ない旅を生き延びなければならない――。彼は、生き延びることが出来るのか...。
(C)2016 Twentieth Century Fox
映画『レヴェナント:蘇えりし者』は2016年4月22日TOHOシネマズ日劇他全国ロードショー
■参照リンク
映画『レヴェナント:蘇えりし者』公式サイト
foxmovies-jp.com/revenant/
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