ぐるぐるナインティナインの「ゴチになります!」というコーナーの何が楽しいか分かりません。
「出演者が自腹を切る」と言いつつも、ギャラを貰っているはずだし、別に辛くはないでしょ。
茶番劇としても低レベルだし、なぜあのコーナーが続いているのか分からないです。
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※今回はゲストの高橋信之さんと一緒に回答しております
<岡田>
『ぐるぐるナインティナイン』という番組に「ゴチになります!」というコーナーがある。
出演者が全員、高級なお店でご飯を食べて、金額を当てる。
1番外れた人が全員の支払いをするというルール。
「今日は10万円です」とか言われて、実に辛そうに自腹で支払う。
あの番組に出てるレベルの芸能人だったら、辛くないですよね?
<高橋>
どうなんだろうね?
10万円はキツイかもしれないよ。
■本人に入るギャラは10万円ぐらい?
<岡田>
キツイですか。
二階堂ふみなら、辛いかも分からないけども。
ゴールデンタイムの1時間ぐらいある番組の出演料はいくらだろう?
<高橋>
全額は入らないからね。
ギャラが30~50万円入っても、最終的に本人は10万円ぐらいですよ。
事務所が半分以上持ってっちゃうからね。
<岡田>
そうか。
ギャラとしては番組としては30万円で出したとしても、その本人に渡ってる時には10万円ぐらいになってるので痛い。
<高橋>
その日の分がタダ働きになっちゃう可能性がありますよね。
<岡田>
そういう意味で言えばキツイですね。
<高橋>
多分、1番初めに始めたのは、現代洋子さんの『おごってジャンケン隊』だと思うんだけどね。
<岡田>
なつかしいですね(笑)
<高橋>
洋子ちゃんは漫研の後輩なんですよ。
あれは本当に原稿料は4ページで2万とかでしょ?
10万円ぐらいしか貰えなくて、それが吹っ飛んじゃうわけだからキツイよね。
芸能人は出演した1日で終わりだけど、漫画家は漫画を描かなきゃいけないから。
あれは辛いよね(笑)
<岡田>
テレビ番組には"茶番みたいなもの"って、よくあるじゃないですか。
「自腹です」とか言って、痛そうな演技をする。
でも僕らからみれば、「テレビに出る人はすごいお金を貰ってるんだから平気じゃないの?」というようなギャップがある。
テレビしかなかった時代だったら、そんなギャップは気にならない。
でも今はネットがあるし、あとは芸人さんがギャラのカミングアウトを始めちゃったから、そういうの作りにくいですよね。
■テレビを見る人はタレントのギャラを気にしない?
<高橋>
おそらくテレビを見ている多くのお茶の間の人たちはそこを分かってないんじゃないかな。
ずいぶん前ですけど、『夕張ファンタスティック映画祭』で『チャイルド・プレイ』のチャッキーの気ぐるみが出てきたんだ。
<岡田>
チャッキーの着ぐるみ!?
チャイルド・プレイじゃなくて、ただの変態ですよね(笑)
<高橋>
僕も見てたんだけど、出口に着ぐるみのチャッキーがいて、みんなも僕も「でっかくなっちゃった」とか言って大笑いしてるんだよね。
そのとき夕張の純朴な地元の市民が、その着ぐるみに向かって「面白かったよ!」って言うんですよ。
いや、この人はチャッキーじゃないよ(笑)
<岡田>
その人はチャイルド・プレイに出演もしてないし、サイズも違う(笑)
<高橋>
でも夕張市民の地元のオジサン達や役所の人も来てるから。
<岡田>
そうか。
じゃあ、「ゴールデン番組で、このクラスの俳優だから、多分ギャラは30万ぐらい」と考える人はテレビを見てる人の100人に1人ぐらいか。
<高橋>
そうそう。
多くの人はそれでいいんじゃないかな。
あのチャイルド・プレイは面白かったよ。
【まとめ】
実際に本人の手元に入るギャラは10万円ぐらいだと思うので、自腹は辛いと思います。
茶番だと思いますが、テレビを見てる人でそう思う人は100人に1人ぐらいではないでしょうか。
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