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岡田斗司夫のニコ生では言えない話
　岡田斗司夫の解決！ズバっと　2016/03/31
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おはよう！　岡田斗司夫です。
メルマガ読者の方から、多数質問をいただいています。
かたっぱしから答えてみましょう。

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「どうしてガリガリ君のナポリタン味は売れてないの？」

　ガリガリ君のナポリタン味がまったく売れておらず、赤字を叩き出したそうです。
　しかし、こういう不味い新製品は今に始まったことではなく、以前にもコーンポタージュやクリームシチューの味がありました。
　なぜナポリタンだけがダメだったんでしょうか？
　いいかげんにユーザーに飽きられてるという事でしょうか？
 
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　ただ単に不味いからでしょう（笑）
　赤城乳業は100％の解答を持っているワケではなく、「とにかくいろんな商品を試したい」んだ。


■失敗することは、攻めているということ

　失敗があることは良いことだよ。
　まだギリギリ攻めてるわけだから。
　
　全部の商品が美味しかったら、もう安全パイしか狙ってないということだからね。
　全社員が「ナポリタン味は美味いです」と言っていたなら、全社員が変なヤツだった ということだけどね（笑）

　「コーンポタージュまずかった」（コメント）

　いや、コーンポタージュは美味しいという意見もあるから。

　僕なんかパッケージを見ただけで、「アイスクリームで冒険したくない」と思ったから買わなかった。
　こんな人もいれば、冒険したい人もいるわけだ。

　その意味でいえば、ナポリタン味のような不味い商品を買う方が悪いよ（笑）
　「ガリガリ君ナポリタン味」と書いてあったら、食べないのが大人だから。
　そこで「食べる」という子供じみたことをしてしまったんだから、いちいち文句を言ってもしょうがない。

　「社員全員まずかったらしい」（コメント）

　あはは、それは逆に社長を褒めるね。

　社員全員が「不味い」と言った商品をよく出してみようと思ったよね。
　もう伝説だよ。
　社長を褒めていいんじゃないでしょうか。

　「3億円の広告費は安い？」（コメント）

　安くはないけど面白いよね。


【まとめ】
　赤城乳業は「とにかくいろんな商品を試したい」のだと思います。
　不味い商品を出せるということは、攻めているということです。