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岡田斗司夫のニコ生では言えない話
 岡田斗司夫の解決!ズバっと 2016/01/21
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おはようございます。

今日は『解決!ズバッと』はお休み。
情報サイト『探偵ファイル』に掲載したコラムをお届けします。


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「おっぱいが大きい女性は、テロリストかも?」

(元記事はコチラから)


 中東で頻発する自爆テロ、他人事じゃ無くなってきた。
 日本も標的だと名指しされているので、これからは飛行機に乗る時の荷物チェックも、もっと厳しくなるのだろう。
 いずれは新幹線での手荷物検査も覚悟しないとかも。

 手荷物検査と同時にやってるのが、空港でおなじみのゲート式金属検査。
 海外の空港ではミリ波スキャナ方式になってきている。
 人間が指定の場所に立つと、体の周りをスキャナがぐるっと半回転する。
 ゲート式に比べ、手間がかかるしコストもかかるが、非常に精密なチェックができる。

 どれくらい精密かというと、どんな服を着ていても、スキャン画像では素っ裸を映し出されてしまう。
 拳銃や爆弾どころか、もう何も隠せない。
 なので、ついた別名が「全裸スキャナ」
 プライバシーの侵害だと反対する人までいる。
 空港の検問に、あえて裸でミリ波スキャナを受けるというパフォーマンスで、抗議行動をしてニュースにもなった。

 そんな本気の警戒システムにも、テロリストはあきらめない。
 ミリ波スキャナでもチェックできない斬新な方法を次々と考え出してくる。

 その代表が、「おっぱい爆弾」だ。
 豊胸手術のシリコン替わりに爆薬を使い、実際の整形手術の方法で、爆薬をおっぱいに入れてしまう。
 豊胸出術用のシリコンは、そんなに体積はない。
 しかし飛行中の航空機にダメージを与えるには、200~300グラム程度の爆薬で充分。

 実は爆薬ってスキャナで見たら、シリコンと見分けがつかない。
 問題は点火システムだけど、発火プラグだけなら小さくできる。
 だから、口紅などのケースの中に入れて持ち歩く。
 使うときは、胸に発火プラグをぐさっとさして、スイッチを押す。

 これまでの自爆テロは、爆弾を体にぐるぐる巻きにして、その上から無理やり上着をかぶっていた。
 だから、どうしても着膨れて不自然になる。
 が、このおっぱい式爆弾だと、目視でもミリ波スキャナでも、見ぬくことはほぼ不可能だ。

 二年くらい前、ロンドンのヒースロー空港で「テロリストが胸に爆薬を入れている」という噂が流れたことがあった。
 結局は事なきをえたらしいが、空港では厳戒態勢がしかれ、大騒ぎになった。

 そういうわけで、僕は飛行機や新幹線それどころか電車でも、近くにおっぱいが大きい女性がいればガン見することにしている。
 エッチじゃないんだ。テロリスト対策なんだからね。


以上、情報サイト『探偵ファイル』よりお届けしました。
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