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メルマガ読者の方から、多数質問をいただいています。
かたっぱしから答えてみましょう。
「5年後のApple」
私が去ったあとのAppleは大丈夫だろうか? 5年後はどうなっているだろう?
「塾のバイトに遅刻しそう」
私ではない さん/当時のニコ生視聴者/ニコ生シンクタンク
今、塾のバイトを寝坊してしまって、電話が来てるんで起きたんだけど、どうしたらいいですか?
ありえないです。助けてください。
※この回答は2011/10/26に放送された『ニコ生シンクタンク』内の1コーナー、『なりすまし人生相談』を文章起こししたものです。
このコーナーは「特定の人物に”なりすまし”て勝手に作られた相談文に岡田斗司夫が答える」という趣旨の一種の戯れであり、当然のごとく、ここで質問者とされている方からの相談ではありえません。
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塾のバイトという事柄が「5年後のAppleが大丈夫か?」という問いに関連していることにして無理やり繋げてみよう!
「塾のバイトを寝坊して、電話がかかってきてるから起きたんだけど、どうしたらいいですか?」に対しては、そのバイトを今すぐ辞めて逃げるか、もしくは謝るかしかないよな。
でも、この彼をスティーブ・ジョブズがどうやって助けてくれるんだろう?
たぶん、スティーブ・ジョブズが「5年後のApple大丈夫ですか?」と聞いてるのは、「大丈夫にしてください」という意味だと思うんだ。
それと、今バイトを寝坊してるヤツとの解決策を同時に考えるとすると……天国からスティーブ・ジョブズが「今、お前は起きるべきではない!」って言ったんだろうな。
さて、主人公は日本の大学生だ。塾のバイトをしている。全13話のアニメだ。深夜の30分枠でやってる。
最終回で天国のスティーブ・ジョブズが「ありがとう!」と涙を流して、「5年後のAppleは助かった!」というストーリーだ。
当然、番組提供は「Appleの1社提供のCMが入る」というやつだ。
第1話の冒頭シーンは、「寝てたところから、いきなり塾バイトに遅刻する時間に起きる」ところから始めよう。
さあ、13話かけてどうするか?
最終回は感謝だよな。
「今のAppleでよかったんだ!」「日本人としては初の社長が誕生した!」「そいつは塾のバイトをしてたヤツだ!」というサクセスストーリーになるんだけども。
中盤部分の中ダルみする所をどうするか、だろうね。
おそらく、Apple本社内で、「おい、日本人が取締役になるんだって? バカなことを言うな! あんな取締役はダメだ!」って意見が出始める。
たぶん、この塾バイトは女の子なんだよ。
で、その女の子は
「おいおい、ジャパニーズだって? 大学生って言ってもまるで中学生みたいに見えるぜ、HAHAHA!」
これが第7話か8話あたりのストーリーだ。
これはきっと、初めての味方を見つける、あたりだよな。
「こいつにはAppleの将来を託せるのかもしれない……」とか、ウォズニアックあたりが言うだろうな。
ジョン・スカリーも「俺はもうApple辞めたんだけども、君だったらいけるかもしれない!」と言う。
Apple社内には全然味方がいないけど、アラン・ケイとかスティーブ・ウォズニアックとかジョン・スカリーとかが次々と「彼女だったらいけるかもしれない」と言ってるのが第3話あたりだと思うんだよ。
燃えるねえ(笑)
天国のスティーブ・ジョブズさん、5年後のAppleは大丈夫だよ。彼女がいるから。
私ではないさん、バイトを寝坊したけど、それは「Appleを救え!」という天の啓司を受けたんだ。がんばれ!
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