岡田斗司夫の解決！ズバっと「後輩の教育」

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岡田斗司夫のニコ生では言えない話

　岡田斗司夫の解決！ズバっと　2015/01/05

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おはよう！　岡田斗司夫です。

メルマガ読者の方から、多数質問をいただいています。

かたっぱしから答えてみましょう。

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ポストイット質問／就職本イベント
「後輩の教育」
【質問】
“後輩の教育をする事になったのですが、育つ努力より、周りの足を引っ張って自分の立場を上げようとするタイプな為、ミスが減らず、しかも周りの空気を悪 くされるのを、止める事も出来ません。教育が上手く出来ない分、私も上司に叱られます。どうすれば彼を上手に手なずけられるでしょう？”　


【回答】
　教育の基本は”犬を飼うこと”なんだ。犬飼ったことないんじゃないのかな？
　犬って、その場で言わないとダメなんだ。後で言ってもダメ。で、次に犬は怒っても、割りとダメなんだ。本当に怒るのはたまにするだけで、基本何か良い事したら褒めるしかやっちゃダメ。悪い事したら一瞬止めていいけども、その後に何かしちゃダメなんだ。

　その鉄則で考えたら、”どうすれば彼を上手に手なずけられるでしょう？”は、その都度ごとに、”彼が周りの足を引っ張って自分の立場を上げようとする”時には無視したり、聞かないようにしたり、「そういう話やめようよ」って軽く言うだけでいいんだ。
　それよりは彼がそういうことをしなかった時とか、たまに周りを褒めた時に、無理やり褒めるしかない。でも、褒めてばっかりは良いわけじゃない。彼が他人 をたまに評価した時に、「すごい。お前には他人の能力を見抜くセンスが有るな」とか「俺それ気が付かなかったよ。お前は人の長所を見る力があるなあ」とい うように言って、彼を人の長所に気が向くように思いつかせる。
　次に彼が他人の欠点をあげつらったら、聞こえない振りをするか、「そういう話やめようよ。俺嫌いだから」っていう自分の感情論で片付けてしまう。それぐらいしかないと思う。

　出来る人は自然とやってるけど、僕のこの話聞いて、「それは自分にしんどいな」って思ったら、正直教育には向いてないと思うよ。そういう人からは逃げた方がいい。でも、立場的にどうしても教育しなきゃいけないんだったら、この方法を試してみなさい。


【まとめ】
　基本は犬を飼うことと同じです。彼が周りの足を引っ張ったりするときは無視や、聞こえないふりか、軽く注意をする。それよりは、彼がいいことをしたときは褒めたり、人の長所に目が向くように気を向かせる。これがしんどいと思ったら、教育には向いてないと思います。