岡田斗司夫のニコ生では言えない話

　岡田斗司夫の解決！ズバっと　2014/12/1

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おはよう！　岡田斗司夫です。

メルマガ読者の方から、多数質問をいただいています。

かたっぱしから答えてみましょう。

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ポストイット質問／NHK青山８月男性心理を読み解く
「弱音を吐かれると」
【質問】
“都合の良い女扱いなのかなと思う時は弱音や相談を異性からもちかけられ、本命なのかと思う時は自慢話をされます。
この違いは何なのでしょうか？弱音を吐かれると本命になれないんですか？”


【回答】
　これ逆だよね、弱音は本命にしか吐かないような気がするんだよね……、違うのかな。さて、どうでしょう。

「弱音は信頼されている」(コメント)
「女には吐かない」(コメント)
それはあるよな。俺、好きな女の子に弱音吐く、って好きじゃないんだよな。

　自慢話をするのも好きじゃない。
――っていうか俺、ほら、生きてること自体が自慢じゃん？(笑)。本当に僕はグレートだからさ、生きてること自体が自慢なので。特に、自慢話っていうカテ ゴリーを設けてないんだ。だから、正直生まれてから1回も自慢したことがないような気が――（会場、笑い）、シンゴ、お前俺から目線外して笑ったろ (笑)。

　だって、キリンは首が長いこと自慢しないじゃん？　同じく俺は自分がすごいことを自慢しないもん。なので、自慢はしないし、弱音もあまり吐いてないんだけども。

　さて、都合のいい女と本命との態度差みたいなものかな。多分、モテる男の人は、都合のいい女に弱音を吐くと思うよ。なぜか言うと、「弱音を吐いてくれる 男の人は、自分に心を許してる」っていう少女漫画上の刷り込みが女の人にある、ってのを分かっていて、”その女の人が支えやすい弱音を吐く”と思うんだよ な。

　で、モテる男は上手く”弱みに見せた模様みたいなもの”を女の人に見せる。だけど、モテない男が見せる弱みは、もう逆ギレみたいなもので、「どうせ俺な んか！」って、でかい声で騒ぐ。彼女から見たら逆ギレに見えるんだけども、実はすごい遠回りの弱音だったり、甘えだったりする。それが女の子から見たら、 ちょっと鬱陶しかったり面倒くさかったりする。だから、弱音吐いたら本命かとか、弱音吐いたら都合のいい女か、っていうのは、男次第のところがある。

　だから、モテる男の弱音は警戒した方がいいよ。モテる男の弱音は、計算し尽くして、何回も語っていて、そして自分のトラウマ体験みたいなものと、上手く シンクロしたりしてるような分かりやすいパッケージングされた弱音の場合が多い。モテない男の弱音は、一見弱音に見えないような感じで、フォローしきれな いようなことを言っちゃうと思うんだ。あまり、自慢や弱音を吐かない俺が言うのもなんですけれども（笑）。男はそんなもんじゃないでしょうか。

　モテる男とモテない男っていうのは、はっきり言って、違う生き物だと思った方がいい。だから、”男は”って、考えるのはすごい危険だと思うよ。それより は、”その男が他の女を扱い慣れてるのか、慣れてないのか”ってことで、考えた方が男心はちょっと分かりやすいと思います。

【まとめ】
モテる男とモテない男の弱音は違う。はっきり言って、モテる男とモテない男は、別の生き物なので、”男は”で考えると危険。”女を扱い慣れてるか、慣れていないか”で考えたほうが分かりやすい。