「「与える」と「与えられる」ということについて」
【質問】
“「与えると与えられる」というのが世の中でよく言われていると思いますが、僕は経験上、全く実感出来ません。
例えば、僕が知人にお土産を上げたり、何か手伝ったりすると、喜ぶ人もいるのですが、半数くらいは「ダサい」とか「余計だ」とか「邪魔」と言われます。
逆に、僕がお土産とかを貰って嬉しそうにしていると、殆どの人が物凄く喜んでくれます。
ですので、僕は貰ってばかりのことが多く、相手に与えるよりも、貰う方が世の中、上手く回っているのでは?と思っています。
しかし、貰ってばかりいるのも悪い気がして、シックリこない自分もいます。
「与えると与えられる」ということについて、岡田さんはどう思われますか?”
【回答】
与える、という行為をもっと深く考えてみましょう。
おみやげを貰う→嬉しそうな顔をする。
この段階ですでに取引は終了しています。
あなたの「嬉しそうな顔」で、相手は「与えたモノ以上のモノを得た気になって、お得感」を感じています。
なので、相手は機会があるたびに、あなたにおみやげを与えます。
次に、あなたがおみやげを手渡す場合。
本来なら渡して終わり、の関係なのに、あなたは「相応の感謝」を望んでしまう。
自分も感謝してるんだから、当たり前?
あなたの感謝の仕方には人気があるからニーズもある。リピーターも発生する。
しかしあなたが手渡す側の場合、たぶん「感謝をちょーだい顔」が相手に見えちゃってるんじゃ無いですか?
だからうっとうしがられる。
「与える・与えられる」は対の一組では無く、それぞれが独立した経済行為です。
評判が悪いときは、自分の戦略自信を見直しましょう。
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あきひろさん/26歳/自営業/クラウド市民
「『海賊生放送』しないのですか?」
【質問】
“私は岡田さんの事をネットの動画を通して知りました。
未だに岡田さんがお話されているのを動画で観ているのが一番楽しいです。
少し前は『岡田斗司夫ゼミ』の他にも『海賊生放送』など自由で楽しい企画が多く、
様々な角度から岡田さんのめくるめくロジカルエンターテイメントの世界に接する機会がもっと多かった気がします。
今後『海賊生放送』的な軽いノリの番組をされる予定は無いのでしょうか。
岡田さん大好きです。”
【回答】
どんどん仕事が増えていて、それがぜんぶ自分がやりたくて手を挙げた仕事だから減らせません。
なので、いきなり思いついて放送、みたいのはもう無理だと思います。
ごめんね。
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