非常に分かる話ですが、ちょっと2つくらいにより分けたい感じ。 まず、ネットはあれど、地方は発信者に適した環境ではないので、どうしても受け手として文化を享受する側になりがちです。 東京圏で流行っているモノの多くは、実は最先端の送り手、発信者同士のやりとりで成立しているものが多い。 近年、これを様々な部隊で表だって行うことに、中央は成功したのだと思います。 ヤッピーは、このような環境で新しく発生もしくは拡大した層ではないかと思います。 むしろここ20年で急速に東京がそういった進化を遂げた事に、地方がついて来れてない面が大きいと思います。 これがエグザイルやワンピース等のブームに影響しているかというと、結局、彼らはいつの時代もそうなるしか無い面はあると思います。 ですが、一方で頷かざるをえないのは、中央で発生している新しいやりとりを、地方で感じ取るのはほんとうに難しいと言う事。 作り手同士の熱をその目で見られない、イベント、交流、映画、テレビ放送、出版物、で格差がものすごいので 彼らには、本当の最先端はキワモノとしてしか認識出来ません、供給される大衆娯楽が全て、最先端だと思ってしまいます。 同時に、気の毒なのは、この地方の中に取り残されている地方ヤッピーたちです。 ネットや遠くから差す送り手のネットワークの薄日の中で、ひっそり生きていくか、そこを飛び出すしか無い。 かつての様に、中央と地方で同じように高度な情報を受け取ることは不可能ですから、中央のヤッピーには、どうしてもついていけない。彼らこそ、今の時代の最大の被害者だと思います。 その意味で、ネットが主戦場になるというのは、かつて受け手に過ぎなかったヤンキー層が中央のツールであったネットを荒らすという、 困った現象として正しいかと思います。 これに生身でさらされるのは、地方中心都市でしょうか。 ある程度発信者も多く、か細いながらも常時稼働するネットワークを築くことは可能ですが、中央とおなじ情報は得難く、 同時に周辺はど田舎、人口の大半も単なる受信者という現実が有るのです。
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岡田斗司夫ゼミ
(ID:3195491)
非常に分かる話ですが、ちょっと2つくらいにより分けたい感じ。
まず、ネットはあれど、地方は発信者に適した環境ではないので、どうしても受け手として文化を享受する側になりがちです。
東京圏で流行っているモノの多くは、実は最先端の送り手、発信者同士のやりとりで成立しているものが多い。
近年、これを様々な部隊で表だって行うことに、中央は成功したのだと思います。
ヤッピーは、このような環境で新しく発生もしくは拡大した層ではないかと思います。
むしろここ20年で急速に東京がそういった進化を遂げた事に、地方がついて来れてない面が大きいと思います。
これがエグザイルやワンピース等のブームに影響しているかというと、結局、彼らはいつの時代もそうなるしか無い面はあると思います。
ですが、一方で頷かざるをえないのは、中央で発生している新しいやりとりを、地方で感じ取るのはほんとうに難しいと言う事。
作り手同士の熱をその目で見られない、イベント、交流、映画、テレビ放送、出版物、で格差がものすごいので
彼らには、本当の最先端はキワモノとしてしか認識出来ません、供給される大衆娯楽が全て、最先端だと思ってしまいます。
同時に、気の毒なのは、この地方の中に取り残されている地方ヤッピーたちです。
ネットや遠くから差す送り手のネットワークの薄日の中で、ひっそり生きていくか、そこを飛び出すしか無い。
かつての様に、中央と地方で同じように高度な情報を受け取ることは不可能ですから、中央のヤッピーには、どうしてもついていけない。彼らこそ、今の時代の最大の被害者だと思います。
その意味で、ネットが主戦場になるというのは、かつて受け手に過ぎなかったヤンキー層が中央のツールであったネットを荒らすという、
困った現象として正しいかと思います。
これに生身でさらされるのは、地方中心都市でしょうか。
ある程度発信者も多く、か細いながらも常時稼働するネットワークを築くことは可能ですが、中央とおなじ情報は得難く、
同時に周辺はど田舎、人口の大半も単なる受信者という現実が有るのです。