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今日は【岡田斗司夫アーカイブ】から選りすぐり 2015/12/06放送の『ニコ生ゼミ』
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「身内がカルト宗教に入ってしまったら、どう対応すればいい?」
僕、これまでに、「親が新興宗教とかカルト宗教とかに入ってて、無理やり入らせられる」っていうのを何人も見てて、相談を受けて話した事って何回もあるんだ。
だけど、その解決法は親と和解するしか、ほんと無いんですよね。
和解するっていうのはどういうことかっていうと、「親が信じているものを私は信じません」と。
「信じない代わりに、行事にはつき合います」という形で、妥協点というのを探すんだよ。
たとえば、新興宗教の行事というのに信じてなくても行くだけでいい場合もあるから。
“宗教行事に行くだけ行く代わりに、高校に行かせてもらう” みたいな形でトレードオフするしかないと。
これを、「親に宗教のウソを言って、親の洗脳を解く」とか考えるとややしこくなっちゃうし。
「自分は、そういう宗教と関係なしに独り暮らしをしたい」と考えても、しんどくなると。
現実的には100か0の解答というのは、ほとんどないんですよね。
40から60くらいの間で妥協点を探す。
その妥協点というのは何かっていうと、自分の将来のためには高校くらい出たほうがいいに決まっているので、なんとかして高校卒業の資格だけはキープするという。
この1点に集中させることだと思うんだよね。
その時に必要なのは、第三者が行って話したりとか、そういうふうな事だと思うんで。
その助けになれるんだったら、この18歳の無職のお兄ちゃんの男の子の助けになる方法は探せると思うんで、まあ来てください。
僕、大学のときから そういうカルト教団に何回も踏み込んだり話したりしてるんだけども、やっぱり向こうを変えさせることはできないし、こっちも あんまり影響ないんだよね。
がっちり拉致されてズーッと説教された事はないんだけども、そこまで行かなかったら何を言われても自分は平気だろうなと。
自信って事はないんですけど、ワガママさくらいは持っているんでですね、大丈夫だと思います。
それに “親が信じているカルト教団” というのが、もうちょっと話を聞いてみないと、本当にカルトかどうかも分からないというのが正直あるよね。
カルトかどうかも分かんないという事はないな。
カルト教団だけども、いいカルトの場合もあるからね。
たとえばの話、出しにくいんだけど反原発だってカルトはカルトだから。
僕にとってみれば山本太郎議員の主張だって、反原発で、原発ゼロじゃなきゃいけないって言った瞬間に、理由なく言ってるんだから、それはもうカルトでございましょうと。
SEALDsの方々がやってることも、あれもカルトでございましょうと。
AKBを支持している人たちもカルトでございましょうと。
いい年をして、萌えアニメを見ている人たちもカルトでございましょう。
ただ、カルトの中でも、他の人に対する迷惑度が違うだけで、本来 言えば迷惑度だけで計ればいいのを、「カルトだから」とか「宗教だから」という余計な価値判断を入れるから、すごいややこしくなるんだよね。
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