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「出来ちゃった結婚に嫌悪感を感じます」
受け入れる準備も出来ておらず、結婚の理由として仕方なく生まれてくることになった子供が不憫に思えてしまいます。
私は、どう考えても、出来ちゃった結婚を理解するべきなのでしょうか? それとも理解しなくてもよいでしょうか?
26世紀青年っていうのは、アメリカのコメディSF映画なんだ。
まあ、この題名は『20世紀少年』が流行ってた時代だったから付けられたパロディタイトルなんだけど。
ちゃんと、それぞれの名前が出てきて、その横にIQが表示されるんだけど(笑)。
まず「子供はちゃんと準備できたら作ろうと思う」「そうだよね、結婚とか出産というのは、お互いに責任があることだし、きちんと出来る準備ができるようになってから、そういうふうにするのが望ましいね」って言ってるIQの高い25歳のカップルが映るんだけど。
で、その次に、IQ80くらいのカップルが映るんだ。
そこでは、インテリ夫婦の会話とは対象的に「あんた、また子供ができちゃったわよ!」「おい! もう3人目だろ! お前、なんでそんなに出来るんだよ!?」「知らないわよ!」と怒鳴り合っているんだ。
そうやって、IQ80くらいのやつの家系図は、どんどん子供が増えて行くんだけど、逆に、IQ130の方の家系図は、この2人でぴったり止まってるんだよ。
延々と「それは一生のことだし、責任を持たなければいけないから、慎重に考えるべきだ」って言ってて、最初のインタビューから10年以上経っているのに、IQ130の夫婦は家系図が全く増えないんだ。
でも、IQ80の方は、5年後にはさっそく息子が生まれて、その10年後には、フットボールかなんかをするようになったその息子を、チアガールたちがワーッと取り囲んで、腕を掴みながら「私の子供をどうしてくれるのよ!」とか「あんた、あの子ともヤッたでしょ!」っていうふうにまくし立てる感じになっている。
そうやって、あっという間に、ものすごい数の子供が増えて行く。
なんでそんなことをしたのかといったら、「水よりゲータレードの方が美味いじゃんか。つまり、ゲータレードは身体に良いんだ!」って、バカが考えたから。
「イオン性飲料だし、身体に良いんだろ? 身体に良いものは農作物にも良いに決まってるから、農作物にゲータレードを撒こう!」と言って、ゲータレードを撒いた結果、アメリカではこの50年、農作物が取れなくなって食料危機になってるんだ。
そんな、すげえバカな映画なんだけども(笑)。
結局、結婚とか出産とか恋愛とか就職とかに「資格がいる」っていうふうに考えちゃうと、どんどんハードルが上がる。
でも、現実はそうじゃなくて、「やっちゃった人間の勝ち」っていうところがあるんだよね。
そりゃ、もちろん、そんな環境だから、ろくな親にならないやつも3分の1くらいはいるよ?
でも、その3分の1くらいのロクデナシの親の子供が、全部ダメな子供かっていうと、そうじゃない。むしろ、“逆境に強い子供”が出てくることだってある。
完璧な親からもダメな子供が生まれてくるし、ダメな親からもなんか完璧に近い子供も生まれてくるわけだから。
ここら辺は、もう、わかんないわけだよね。
ただ、それがダメか否かに関しては、「いやいや、『26世紀青年』を見てごらん。そんなことを言い出すと、日本もバカの国になっちゃうよ?」って思っちゃいます。
……いや、26世紀青年なんて、久しぶりに思い出したよな(笑)。
そう。
Amazonプライムで今、26世紀青年が見れるんだよ。
いいよね、Amazonプライム(笑)。
「え?!それってどういうこと?」「そこのところ、もっと詳しく知りたい!」という人は、どんどん、質問してみて下さい。
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コメント
コメントを書く(ID:37819926)
問題なのは、できちゃった婚ではなく、できちゃった時に
養える経済力があるかどうか、養えるのであれば、できちゃった婚
でもいいし、逆に養えないのであれば普通の結婚でもダメでしょ
(ID:1328272)
とりあえず擁護派は論点すり替えと極論、否定派の人格攻撃しか出来ない連中ばかりって事は理解した。
そりゃこんな連中ばかりじゃでき婚する奴はお察しってなっちゃうわな。
(ID:320994)
IQ何億あったって100%責任取る事は不可能なんだから反出生主義者以外は同じ穴の狢では。