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岡田斗司夫の毎日ブロマガ 2017/07/21
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今回はフランスの映画祭で受賞した『夜明け告げるルーのうた』ついて話します。


今回の記事はニコ生ゼミ7/9(#186)より一部抜粋しました。

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もう見ないと宣言した『夜明け告げるルーのうた』が受賞しちゃった


 映画 『ライフ』を見に行ったんですけども、ホントに面白くなかったんです。
 
 
 退屈で、上映中に何回 寝たかのか分からないくらい。
 

 この映画はDMMサロンのメンバーと見に行ったんですよ。
 
 見た後で「どんなにダメか」っていうのを話してたら「それはSFとしてもダメなんですか?」って聞かれたんです。
 
 なので「“SFとして”という以前に、小学生レベルの理科が守れていない。科学じゃなくて理科の問題だ!」ってボロクソに言ったんだ(笑)
 
 そして、「こんなのを見に行くんだったら、『コンビニ・ウォーズ』を見に行け!」と言ったんです。
 

 『コンビニ・ウォーズ』って日本で上映している映画館が少ないんですよ。
 
 女子高生と、「ミニナチ軍団」という小さい身長のナチス軍団が、カナダのコンビニの地下に住んでいるという設定。
 
 そのコンビニでバイトしている女子高生の2人組が戦うという話なんですけど、まあ、面白くないんですよ。
 
 何にも面白くないんだけど、見た後の印象がいい。
 
 「いいものを見た」という感じがするんです。
 
 主演の女子高生2人が、ジョニー・デップの娘と、ケビン・スミスというこの映画の監督の娘なんです。
 

 この2人のコンビが延々とダラダラ話しているだけなのに、見れるという、いわゆる“相棒もの”を見る楽しさがすごくある。
 

 シナリオとかで考えたら、『ライフ』の方が絶対よく出来ているんだけども、『ライフ』はつまんなかった。
 
 『コンビニ・ウォーズ』は、「これ、いつまで続くんだ!?」というくらい、退屈でなんかダラダラしてる。
 
 でも、見終わった後はパンフレットやシャツをガンガン買っちゃった。
 
 なので、『コンビニ・ウォーズ』は面白かったので、ぜひ見に行って下さい、という話でした
 

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