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岡田斗司夫の毎日ブロマガ 2017/06/28
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今回は、僕の解釈した『スター・ウォーズ』は、どんな話なのかを語ります。
今回の記事はニコ生ゼミ5/28(#180)より一部抜粋しました。
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「僕から見た『スター・ウォーズ』って、こんな話」
僕は“SFもの”として、『メッセージ』という映画は、10点満点で8点か9点の出来だと思ってるんだよね。
参考までに、他の作品のSFとしての点数。
『アベンジャーズ』はレベル1
『正解するカド』はレベル5
『メッセージ』はレベル9
『2001年宇宙の旅』はレベル7。
『2001年』ですらレベル7なのに、『メッセージ』レベル９だったから、なかなかすごい。
『スター・ウォーズ』も、SFとしてあんがい良いんだよね。
『帝国の逆襲』でもそういうシーンがあったけど、ヨーダは未来が見えるんだ。
オビ＝ワンが言うんだよ。
ダース・ベイダーに勝つのか、殺されてちゃうのか聞くんだ。
するとヨーダは「未来は、はっきりしない。」と言うんだよね。
ヨーダですら未来をはっきり見えない。
未来が見えることは見えるんだけども、だからといって、それによって、何かが出来るわけじゃない。
ただヨーダは、その中で見たたった１つの未来に拘（こだわ）っちゃったんだよね。
それが『スター・ウォーズ』のエピソード1から3の悲劇。
つまり、シスがこれから力を大きくしてくる世界に、ヨーダは耐えられなかった。
ところがフォース全体の考え方からすると、フォースはバランスだからさ。
ジェダイがシスを押し殺してしまった以上、シスが復活するのは当たり前なんだよ。
ジェダイがシスを押し殺してしまった以上、シスが復活するのは当たり前なんだよ。
でもヨーダはその未来をよく思えなくて、自分が望んでた未来の方に運命を変えようとした。
その結果、大悲劇が起こってしまった。
それが僕の解釈した『スター・ウォーズ』論なんだ。
その結果、大悲劇が起こってしまった。
それが僕の解釈した『スター・ウォーズ』論なんだ。
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