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おはよう! 岡田斗司夫です。
メルマガ読者の方から、質問をいただいています。
かたっぱしから答えてみましょう。
今回の記事はニコ生ゼミ4/23(#175)より一部抜粋しました。
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「感想や意見を言語化する方法を教えてください」質問文:
岡田先生に相談があります。
僕は自分の意見や感想を言語化するのが苦手です。
映画や小説を読んだ時、学校の授業で感想を求められた時に、「面白かった!」「つまらなかった!」のあやふやな感想は浮かぶのです。
ですが、「どこが面白かったのか?」「何がつまらなかったのか?」を上手く言語化することが出来ません。
自分の中にある漠然とした意見を言語化する方法はあるのでしょうか?
どのような訓練をつめば出来るようになるのでしょうか?
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まず「面白かった」とか「つまらなかった」というのは、“感想”と言うよりは“評価”なんですね。
評価というのは、そこから先は進まないんですよ。
たとえば知り合いが作った料理を食べた時に、「美味しかった!」「まずかった!」と言うのは“評価”なんです。
何で、美味しかったのか?
何で、まずかったのか?
あなたが言葉に出来なかった事を言葉にしないと、料理を作った人は困るわけですね。
“評価”だけでは“とっかかり”が少なすぎるんですよ。
なので、訓練としては「どの辺が、」を言語化するしかないんですよ。
方法としては、“似ているもの”を探す事です。
「面白い」にも少しずつ色みがあるはずなので、過去に見た「面白い」ものと比べて、出来るだけ似た作品を探してくる。
そうすると聞いた方は、似た作品との関連性を見つけて「この辺が?」と聞いてくるので、あとは言葉を付け足して行く。
いわゆる“デッサンの線を増やして行く方法”ですね。
自分だけの基準でいいんですよ。
そういう似た作品を探してきて出す事で、会話のクセをつけるぐらいです。
自分の感想とかを言語化するときは、一点に絞って「ここが面白かった」とキチンと伝えきってしまえば、残りの部分は伝わらなくてもいいんですよ。
少なくとも「自分は、ここが面白かった」という部分だけは伝わりますので。
包括的に、“本質”や“すべて”を伝えようとしないでください。
それで面白かったら、相手は「それで、どうなるの?」とか「何でそうなったの?」って、ちゃんと聞いてくれますから。
あとは、展開して考えればいいだけですからね。
【まとめ】
似た作品を探して語りましょう。
“すべて”を伝えようとせず、一点に絞って伝えれば問題ありません。
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