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岡田斗司夫の毎日ブロマガ 2017/04/12
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おはよう! 岡田斗司夫です。
今回は『きかんしゃトーマス』の原作者 ウィルバート・オードリー牧師と、トーマスの誕生に因(ちな)んだお話をします。

今回の記事はニコ生ゼミ3/12(#169)より一部抜粋しました。


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「鉄道マニアの牧師が生んだ『きかんしゃトーマス』の話」


 『きかんしゃトーマス』の原作者は、イギリスのウィルバート・オードリー牧師という牧師さんなんですね。

 この人は、なかなかの鉄道マニア。

 息子がハシカで寝込んでいたときに、汽車の話をしたんです。

 それでこの牧師さんはかなりのマニアなので、子供の頃から妄想していたストーリーを語ったそうなんです。

 ずーっと好きで調べていたイギリスの列車事故とか事件とかが頭の中に入っていて、それをお話にして息子に語ったらしいんですよ。

 ところが息子も段々とハシカが治ってきて、朦朧(もうろう)としていた意識がハッキリとしてきたんですね。

 それでいろいろと質問をしてくるようになったんです。

 そうすると、自分の妄想の中では首尾一貫していた物語が矛盾している事に気づいちゃった。

 それで息子が寝ているうちに、あわててメモを取り出した。

 このメモを元にして『三だいの機関車』という絵本を描いたんですね。

 それから20年ぐらい経って鉄道のドキュメンタリーを撮影していたイギリスの作家が取材でオードリー牧師と会ったんですね。

 それで『三だいの機関車』が好きだった事を思い出して、映像化をしようという事になった。

 『サンダーバード』のスタッフが現役で監督をやっていたので、そいつを引き抜いて作る事になった。

 なので、とにかくディオラマがすごい作品になったんですね。


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この後も解説は続きます。
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