宮崎駿が「どんな錬金術を使ってもいいから、この映画を作れるだけの金をかき集めてください」って、鈴木敏夫に発注したんだよ。
「そうすりゃ、映画は大ヒットですよ」って。
各ネットニュースの皆さん、ちゃんと「岡田斗司夫がまた予言を当てました」と書いて下さいね(笑)。
これを今年の7月の段階で話してたんだよね。
つまり『君の名は。』と『シン・ゴジラ』が出る前だ。
絵コンテも、もう100カットも描いてあったんだ。
2時間の劇場映画で2000カットだから、その20分の1。
つまり6分ぶんの絵コンテを描いてやがるんだよ。
「終わらない人」じゃなくて、「終われない人」だよね(笑)。
今から準備して、シナリオと絵コンテで来年いっぱい。
作画の開始が2017年の末ぐらいかな。
鈴木さんがお金を集めるのは、1年あれば充分すぎるだろうね。
宮崎駿が「新作アニメをやる」って言った、この放送が終わった瞬間から、おそらく日本テレビの株も上がってる。
この放送のもう一つの目的も、それだと思う。
これまでお世話になって来た日本テレビの株価が、最近あまりよろしくなかったから。
この放送のオンエアだけで、明日の朝の日本テレビの株価がガーンと上がると思うんだよね。
だから、お金を集める事はそんなに難しくない。
問題はアニメーター。
元ジブリの一流のアニメーターたちって、2年先まで仕事が入ってるって言われてるんだよね。
もう一回、アニメータが集まってくるのに、来年の末ぐらいかな。
2年って事は、作品3本ぶんかな。
おそらく最後の1本をキャンセルさせて引き抜くだろうね。
宮崎駿のアニメーターの集め方って、「スケジュールが空いてない。そうですか。いつ空きますか?」じゃないんだよ。
「そんなアニメじゃなくて、俺のアニメをやれ!」と言って引き抜くのを、僕は現に自分の目で見て知ってるんだ。
だから、そのやり方をやるんだろうね(笑)。
来年の秋ぐらいから、アニメーターの争奪戦がすごい事になるだろうね。
いろんな企画が潰されたりしながら、日本中の才能がもう一度集まる。
今度はアニメ界だけじゃなくて、CG界とかの才能も含めて宮崎駿に集まる。
宮崎駿は、一度「自分のものだ」と分かった武器を手放さない人だからね。
それで2019年の放送が遅れて2020年になると思う。
すごい年になるよね。
アメリカでもう一度、大統領選挙。
東京オリンピック。
スターウォーズの新作が2019年で三部作が完結で、その次のシリーズ。
あとマーベルの社長が「2020年以降の予定はタイトルも言えない」って言ってるんだよね。
世界中のあらゆる最先端が、おそらく4年後の2020年の世界で出てくると思う。
だから、あと4年間は死ねないね(笑)。
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