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岡田斗司夫のニコ生では言えない話
 岡田斗司夫の毎日ブロマガ 2016/07/10
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おはよう! 岡田斗司夫です。

できれば毎週“映画『シン・ゴジラ』はこうなるんじゃないのか?”というコーナーをしようと思います。
もう僕の中の“ゴジラ妄想”が、膨れてしょうがないんですよ(笑)

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「映画『シン・ゴジラ』はこうなるんじゃないのか?」(その1)


 今のところ、「普通のゴジラ映画をやるんじゃないのか?」っていうのが、僕の予想なんですね。
 これまでのしがらみはゼロにして、誰も“ゴジラ”という生物を知らない状態。

 いきなり怪獣が襲って来る。
 「あれは何だ!?」
 「島の伝説に“ゴジラ”というのがいるらしいぞ。それじゃないのか!?」

 そんな話。
 いや別に、この部分は予想でも何でもないんですけどね。


 最後はゴジラを殺せないと思うんですよね。
 殺しちゃったら、次回作 以降がつくれないし。

 第一作目のゴジラは最後に殺したんですけど、それは後先考えずに映画を作ったからなんですよね。

 通常兵器で殺せない生物を、どうやって殺すのか?
 核兵器を使うか、どうか?

 いわゆるダイコンフィルムの『帰ってきたウルトラマン』状態に持って行くような話かなと、思うんです。


 そして最終的には、ゴジラを封じ込めるぐらいが限度かなと。

 つまり、ゴジラを殺せないんだけど、無力化させる。
 巨大なオリンピックスタジアムみたいな物を作って、そこに追い込む。

 ゴジラのメルトダウンを防ぎながら、原子炉を灰色にするような感じで、延々と塞ぐという。

 『AKIRA』って言えばいいんですね。

 AKIRAみたいに、ひたすら冷却して、ゴジラが目覚めないようにする。
 「我々 人類は、これから数千年と、このゴジラを眠らせなければいけないのか!?」
 みたいな終わり方ぐらいがいいんじゃないかな。

 デザインは前田真宏でしょうから、ガウディの聖堂みたいなもので封印をするんでしょうね。
 それが、今週の「映画『シン・ゴジラ』はこうなるんじゃないのかな?」という予想です。


 コメントに「そんな事をしたら、また復活するぞ」と書いてありますけど、もちろん、そうですね。

 3年か4年ぐらいしたら、庵野くん以外の監督の誰かが、またゴジラを使うでしょうからね。
 使う物はとっておかなきゃいけないよ、という話です。