小さな頃から何気にある身近な木
入学式にはサクラをちりばめ、秋には紅葉で頰を赤くする。日本に住んでいる木の特徴は四季折々の顔を作ることでしょうか。日本ではそれが常識です。
ただし、世界中を見渡せばそんな常識を吹っ飛ばす凄まじい木々が並びます! 今回は世界中の気になる巨木・奇木を集めましたので、頭の中にある常識を打ち砕いてください。
世界中の気になる巨木・奇木のまとめ10選
1、竜血樹 / イエメン
紅海からインド洋への出口に浮かぶソコトラ島。この島には竜血樹と呼ばれる傘のような木が立ち、木の樹脂は血のように真っ赤。
木の樹脂はこんな感じです。
2、タ・プローム / カンボジア
アンコールワット遺跡群にある仏教寺院タ・プローム。ガジュマルが建物に食い込むように伸びている! トゥームレイダーの撮影場所としても有名です。
3、ジェネラル・シャーマン / アメリカ
カリフォルニア州、セコイア・キングスキャニオン国立公園にある、ジェネラル・シャーマンと呼ばれる巨木。体積がおよそ1486㎥あり、世界最大といわれています。
4、レッドウッド国立・州立公園 / アメリカ
レッドウッド国立・州立公園には、高さ115メートル、現存する世界一高いセコイア「ヒュペリオン」を始め、トップ3がそろっています。
5、ブリストルコーンパイン / アメリカ
カリフォルニア東部のホワイト山地には、世界最古の樹木、ブリストルコーンパインの森がある。最も古いものは樹齢5000年近いという。
6、トゥーレの木 / メキシコ
メキシコ南部オアハカにある幹周35m以上、世界で最も太い幹を持つスギ科の巨樹。現地ではトゥーレの木と呼ばれており、樹齢は1200~2000年とされている 。
7、サワロサボテン / アメリカ
アリゾナ州のサワロ国立公園には、その名の元になったサワロサボテンが林立。高いものは20mを超え、数百リットルの水を蓄えられるとか。
8、気になる木 / ハワイ
某企業のCMソングでおなじみ。オアフ島のモアナルア・ガーデンズ・パークに立つモンキーポッドという木。公園にいるのはほぼ日本人という話も!?
9、巨木通り / アメリカ
レッドウッド国立・州立公園をさらに南下した、アベニューオブジャイアント(巨木通り)は、車で巨木を楽しめるドライブルート。途中には木の幹をくりぬいたトンネルも。
10、三春滝桜 / 日本
福島県三春町にある樹齢1000年以上、高さ12m 根回り11mのベニシダレザクラ。「日本三大桜」の一つといわれ、岐阜県の淡墨桜とともに東西の横綱と呼ばれています。
偉大な木々を見に行きませんか?
最古の木は樹齢5000年、最長の木は115m、今までの常識が軽く覆される形になりました。もし家の近くの木が上記で紹介した木だとしたら…。インパクト十分の木々を、ぜひ直接目で見てみませんか? 何か生命の息吹を感じることができるかも?
【参照元:トリップアドバイザー】