アメリカ・テキサス州のデントンを拠点として活動している画家 John Bramblitt さんは、11歳の時に患った癲癇により段々と視力を奪われていきました。30歳の頃には全盲になってしまったJohnさんですが、それは大部分をアートに占められた彼の人生にとって、本当に辛い事だったに違いありません。
一時は自分の事を、「将来に何の可能性も持たないゼロの存在」と感じるほど絶望したJhonさんでしたが、彼はそこで諦めはせず、絵の具自体がボコボコと隆起しているファブリック塗料で視覚に頼らずに絵を描く方法を習得しようと努力し始めたのです。
「諦めたら、そこで試合終了」は本当だよね?!
そうして、盲目になってしまってからも絵を描く事を諦めなかったJhonさんのダイナミックで色彩豊かな作品は、多くの人々の賞賛を得る様になりました。
指先で色を選ぶアーティスト
各ファブリック塗料のチューブには、点字が打ってあり色を識別できるようになっています。
圧倒的なパワーを感じさせる絵に魂が揺さぶられちゃう!
今では数々の栄誉ある賞を受賞した成功したアーティストの一人として、メディアにも注目されるているJhonさんですが、彼の「ハンディキャップを逆境と捉えるとそこで止まってしまうが、これも経験だと思えば成長できるんだ。」と言う言葉がとっても印象的です。
力強さや情熱を感じさせてくれる絵画ですね。
ホント、とても指先の感覚だけを頼りにして描かれた絵とは信じられないです!
参照元:My Modern Met