今回はトルコのイスタンブールから、心温まるストーリーをご紹介したいと思います。
イスタンブールに住む Muharrem さんは、耳の聞こえない男性。ある日、彼の姉妹である Ozlem さんと近所に散歩に出掛けます。
ところが、彼らが住んでいるアパートから一歩外に出た途端、ある男性が彼に手話であいさつをします。突然の事に驚く Muharrem さんですが、もしかすると普段は Muharrem さんの周りには、手話が出来る人があまり存在しないのかも知れませんね。
心が熱くなる☆感動のサプライズ!
次々と街の住民たちから手話で話しかけられる彼は、ただただ驚き首を捻るばかり。
実はこちら、アメリカの広告代理店「Leo Burnett」が、耳の聞こえない方たちの為のビデオ・コールセンターを新たに某電機メーカーの広告キャンペーンとして仕掛けたサプライズだったんですって。
準備期間、なんと一ヶ月!
カメラの設置場所など、街ぐるみで綿密な計画が練られました。
街中だけでなく、カバンにも隠しカメラを仕込みます。
大規模なサプライズ計画に、ミーティングは欠かせませんね。
街の人々は手話を習いました。
さあ、サプライズ計画始動!
突然、通りすがりの男性から「おはよう!」と手話で挨拶されちゃいます。
「手話で挨拶されちゃったよ…。」
パン屋さんでも、手話で「温かいベーグルがあるよ!」だって。
果物を落とした人がいたので、拾ってあげると…
またまた手話で、お礼と一緒に「リンゴ一個どう?」って勧められちゃうし。
驚きのあまり、姉妹のOzlemさんに「彼、知ってる?」って聞いちゃうMuharremさん。でも、もちろんOzlemさんも仕掛け人です!
タクシーに乗ると、タクシーの運転手さんまでもが手話で挨拶をしてくれる。
『…一体、どうなってるんだ?』と思ってる顔です。
ついに、今までの事が Muharrem さんの為に計画されたサプライズだった事が明かされ…
心にジーンときます。
それでは、感動する事間違いナシ!のこちらの動画をどうぞ…
本当にこんなバリアフリーが実現されたら、世界はもっと住み易い場所になるって、その通りだと思います。何か自分に出来る事はないか、考えさせられました。
あ~、動画を見たらウルっときちゃったなあ。
参照元:Bored Panda