今年の夏はベラボーに暑かった。
少し秋めいてはきたが、まだ残暑は厳しい。ベラボーに長い夏は健在だ。

ところで、「ベラボー」という言葉に対して皆さんはどのような印象を持たれるだろうか。

江戸っ子が使いそうな少し乱暴な感じもあるが、僕は「ベラボー」という言葉が意味的にも響き的にも好きだ。

「ベラボー」の意味を検索してみると、2025年の大河ドラマのタイトルが「べらぼう」に決まったという記事が出てきたり
予期せぬタイムリーな話題となった。
ま、それは今回は何も関係はない。
「ベラボー」の意味は、"程度が甚だしいこと。普通では考えられないこと。"だそうだ。

かつて「ベラボー」という言葉を多用していた芸術家がいた。岡本太郎だ。
岡本太郎は、あらゆる意味が無化してしまうくらいベラボーな作品を作ることを信条としていた。
作られた作品群を見ると、確かに「ベラボー」な世界が爆発していて、大いなる感銘を受ける事ができる。

先日、VRで帝国劇場を作った。ツイッター(今のX)にアップしているので見てない方は見てほしい。
座席も実際の席数に合わせてひとつひとつ配置した。
本当は、楽屋やロビーも作りたかったのだが、システムが動かなくなるくらいデータが重くなってしまったので諦めた。その辺がまだまだ僕は「ベラボー」には程遠い。もっと「ベラボー」を皆で楽しめるようになりたい。

さて、「ベラボー」で頭がいっぱいになったところで
急に、新しいことを始める際の心構え
という話をしてみる。