友紀夫・享・大二郎・孟が構想する   「東アジア共同体」

孫崎享氏の新刊「小説 外務省II-陰謀渦巻く中東 」(現代書館)が発売!

2016/03/29 15:27 投稿

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  • 孫崎享
  • 小説外務省

当研究所の所長、孫崎享氏の新刊 「小説 外務省II-陰謀渦巻く中東 」(現代書館)が発売されました!
書籍の詳細についてははコチラから→
http://www.amazon.co.jp/dp/4768457835

内容紹介
大反響を呼んだ『小説 外務省――尖閣問題の正体』から約2年の時を経て、待望の続編がついに登場! 主人公は、前作に続いて1977年生まれの外交官・西京寺大介。今作の舞台は、イランの首都・テヘランです。 イランの日本大使館に左遷された西京寺とCIAのエージェントが繰り広げる苛烈な情報戦を通して、“世界の火薬庫・中東"を巡るアメリカの暗躍とそれに隷従する日本外交の無為無策を炙り出す。ISの今後のターゲットを暗示するなど見逃せない情報を満載し、元イラン大使の孫崎享氏ならではの臨場感溢れる筆致で一触即発の中東情勢を活写。2020年の東京オリンピックに向けて、日本を標的としたテロのリスクが更に高まる中、物語仕立てで外務省の現行路線の危うさを分かりやすく伝えています。 また、 西京寺がイランの人々の心情を知るために読み込んだ『テヘランでロリータを読む』を始め、イランの詩、童話など多くの文芸作品を引用し、ストーリーに奥行きを与えている点も本書の大きな魅力です。カバー装幀には、戦前からニューヨークで活躍し、開戦後はアメリカの戦時情報局で対日プロパガンダを引き受けざるを得なかった画家・国吉康雄の「ミスターエース」を使用。日本とアメリカの狭間で生きることに苦悩して描かれた絵画は、本書に登場するイラン出身のCIAエージェント・ルクサナの苦悩とも重なります。情報の世界で生きる者は、絵画・文学・音楽など芸術を理解せずには使命を完遂できないことを示唆した傑作ノンフィクション・ノベル!

孫崎享氏プロフィール
1943年、旧満州国鞍山生まれ。1966年、東京大学法学部中退、外務省入省。英国、ソ連、米国(ハーバード大学国際問題研究所研究員)、イラク、カナダ勤務を経て、駐ウズベキスタン大使、国際情報局長、駐イラン大使を経て2002~2009年まで防衛大学校教授。2013年より東アジア共同体研究所理事兼所長。
著書:
『戦後史の正体』(創元社)、『小説 外務省-尖閣問題の正体』(現代書館)など多数。

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