2月1日 月曜日 曇り 適度に適当に
朝からディラン。朝だから、ディラン。ブートレッグの逸品「GENUINE BOOTLEG SERIES」をこのところ流してる。ところで、最近のカッティング・エッジの18枚組だっけ、18枚目のホテル音源だけは何としても聴きたいよねぇ…。
昼。練習に韓国の黒帯と青帯の方が来てくれた。なかなか上手でした。
あと、いつも思うんだけど、自分がスパーリングで使ってる技ってあまりクラスで出てこないんだけど要するにその相手との力量やら距離感など、感覚的な部分で繰り出しているからなんだよね。
適度に適当にやってるわけだけど説明を求められればできる、でもそこだけ取り出して語りだしてもあまり意味はないんだよなぁ、ってわけで。
何が言いたいかっていうと僕は技術オタク的な側面はないわけじゃないんだけど、技術を語っても使う人が違うと表現されるものは違ってくるということ。あなたのやり方を見つける、がやっぱり究極の目的なんだという、ね。
中学生クラスから夜クラス。2/7に試合を迎える中島太一(WSOF-GC)と吉竹哲也(プーチン杯全日本サンボ)が最終調整。どちらも楽しみ、錦糸町から水道橋、ハシゴできるかな?
2月2日 火曜日 晴れ EBI≠海老
先日練習に来て下さった小松さんから頂いていた横浜・華正樓の中華菓子を朝に食べました! まいうー、ですな。感謝感謝。
夜は町田支部へ。K-1ジム・チームドラゴン柔術クラスである。
今週の中井クラステーマ「十字固めのクラッチ切り」を解説。後半はその場面からのドリルを3セット、さらに同じ体勢からの「不自由スパーリング」、そして締めは自由稽古。
最近話題のエディ・ブラボー・インビテーショナル(EBI)のようなサブミッションに特化したルールも世の中に必要な気がする昨今。しばしこの大会の延長戦の指定ポジションである十字ポジションとたすき(シートベルト)を例に練習に取りあげてみたい。
2月3日 水曜日 晴れ 池袋ざんまい
日本ブラジリアン柔術連盟の新年会があった。会場となった池袋・トゥッカーノはブラジル式のシュハスコ屋さん。本場ほどのこれでもかこれでもか感はなかったもののブラジリアンレストランも増えてきたなぁ、という印象。日頃の労をねぎらった。
池袋に寄った流れでこれはチャンス、とばかり連盟もパラエストラも大変お世話になっている龍虎MMAショップに挨拶に伺った。欲しかった柔道着とadidas JIU-JITSUTシャツが買えて感激。良かった良かった。
いったん少年部をやりに江古田にもどり再び池袋、パラエストラ池袋の今年初指導へ。今週の中井クラステーマ「十字固めのクラッチ切り」を大特集。
基本概念からいきなり最高傑作へ。続いてありとあらゆる方法を網羅。教えすぎか?でも人の数だけ技はあるのだからきっかけになってさえくれたらいいのだ。ドリルはそのポジションから、異例の4セット。また再来週!
2月4日 木曜日 晴れ スパイダーウェブに思う
スパイダーウェブ。二日前に触れたエディ・ブラボー・インビテーショナル(EBI)の延長戦の指定ポジションである。十字固め寸前のポジションを言う。蜘蛛の糸か、うまいこと言う。
本戦で決着がつかなかった場合これとシートベルト(たすきポジション)から決めや逃げや守りを競う。いかにもアメリカ人が考えたゲーム、という感じがする。だがこれでいまや米国はサブミッションでも大国だ。
アメリカはとかく他国で生まれた文化でもスポーツでも自国の独自のものに作り変えるのが上手いのだな。ボクシングは英国、MMAはブラジルや日本など、何となくアメリカのスポーツに見えてしまうような持って行き方をする。
翻って日本、である。日本も輸入した文化を自国独特のモノに作り変える国なのだがそれを声高にアピールすることはあまりしない。ならばその極度にドメスティックな部分を生かし工夫と改善をしまくり独自なモノを地域や道場や個人で作りまくれば良いのじゃないだろうか。その方が可能性を探れる。だから私は異端児を排除しないのだ!
この記事の続きと、中村祥之、中井りん、光GENJI山本淳一、北岡悟、追悼ケビン・ランデルマン、大沢ケンジ×礒野元などが読めるお得な詰め合わせセットはコチラ
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