Omasuki Fightの北米MMA抄訳コラム――今回のテーマは、女王ロンダ・ラウジーまさかの KO負けについて!

UFC193メルボルン大会で、ロンダ・ラウジーがホリー・ホルムにショッキングなKO負けを喫したことを受け、米MMAメディアではさまざまな反響がいまだに鳴り止まない。そこで今回は、ラウジー敗戦によせたさまざまな声・コメント・分析を取りまとめて紹介してみたい。


ダナ・ホワイトのコメント


試合のことをあれこれ批判しているヤツらが多いのはおかしな話だな。みんなが自分のことを専門家だとでも思い、格闘技のことを理解しているかのように言っている。しかし、本当にわかっている人なんてごく一部の人だけなんだぞ。


もしロンダがあんな風にホルムを猛烈に追いかけたあげく、結果的にKOしていたらどうなっていた?ロンダは最高、ということになるだろう。しかしロンダは攻めた。そしてこういう結果が出た。そしたら「ゲームプランが悪かった」などという。そんなもん、結果を見ていっているだけじゃないか。


ロンダはけして、ホルムのことを過小評価していたわけではないだろう。ロンダは誰のことも過小評価はしない。今回もロンダは2週間前からメルボルンに来て、調整に万全を期していたんだ。


試合前にグローブタッチをしなかったことでSNSで炎上が起きている。そうした批判をするヤツらは、ただ行儀が悪くて否定的な、汚らしくてひどい人間たちだ。残念なことにSNSでは、そうしたアホどもも意見を言いやがる。


たしかにロンダをここまで有名にした原因の1つには、他人にどう思われても構わないというバッドアスな態度があったことは確かだ。でも私はできれば、ロンダにはこれからもそうであってほしいと願っている。


われわれはかつて、モハメド・アリも人間だったことを知った。マイク・タイソンも人間だった。そしてロンダも人間だったと言うことだ。ロンダがどのようにカムバックしてくるのか、それがいまから大事なストーリーなんじゃないかと思う。



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