プロレス事情通Zが業界のあらゆる情報を線に繋げて立体的に見せるコーナー「プロレス 点と線」。今回のテーマは全日本プロレスを電撃退団した潮崎豪について! フリーとなった潮崎豪が向かう新天地とは?








――潮崎豪選手の全日本プロレス電撃退団が話題を呼んでいますが、その予兆はあったんですか?

事情通Z 表立ったことでいえば、この前の後楽園ホール大会は宮原(健斗)選手と組んでいたんですよ。二人はXceed(エクシード)として世界タッグ王者なんですが、試合中、宮原選手が潮崎選手のタッチを拒否するような、よくある仲間割れフラグ的なやりとりがあったんです。「これはちょっとおかしいな」と。Xceedがこのタイミングで仲間割れする必要はないですから。たとえば諏訪魔選手が提唱している派閥闘争に宮原選手が賛同、潮崎選手が反対という構図があるならわかるんですけど、宮原選手はもともと反対してますからね。仲間割れをする理由がないんです。ファン、マスコミの目に見えた兆しはその光景ですね。

――潮崎選手のフリー宣言によって、Xceedは世界タッグのベルトを返上しました。なぜこの時期の退団になったんですかね?

 この時期が全日本の契約更新なんじゃないかって話ですね。新日本が1月、NOAHが年末、全日本は10月前後。だから8月のKENSOのフリー宣言がおかしいんじゃないかなって(笑)。KENSOはフリー後もそのまま全日本に上がってるんですけど。

――潮崎選手は今後、全日本に上がる予定はないそうですね。

 秋山(準)社長が「このまま全日本に出続けるのもおかしいだろ」というコメントもしているので、潮崎選手がフリーとして全日本に上がることはないようですね。

――そうなると、ますますKENSOがミステリアスだ(笑)。

 潮崎選手は公式のコメントの中で「秋山さんとは話はしていた」と言っているので、だいぶ前から退団について話し合いはしていたんでしょうね。

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