――記事見出しが「川尻達也、UFC契約目指し12・12TUF出場」ですよ! 川尻達也はUFCと契約してなかった(笑)。
Z 格闘技情報に疎い私でも間違いであることはわかります(笑)。
――いや、もちろん報道に携わる身としては間違いを冒してしまうことは多々あるんですけど。中学生の頃からプロレス格闘技情報を求めて日刊スポーツを購入していた身としては悲しいかぎりですよ。
Z 東スポよりも日刊スポーツ?
――ほら、地元が福島の田舎だから夕刊の東スポは1日遅れの配送になるんですよ。当時はネットなんかなかったからいち早く試合結果を知れる日刊スポーツはありがたい存在で。
Z あの頃は試合結果と決まり手だけでご飯が何杯を食べられましたねぇ。あと『週刊プロレス』の試合結果テレホンサービス(笑)。
――3・11東日本大震災の大津波によって破壊された海辺のパスタ屋で高校時代にバイトしてたんですけど、店が取り置きしていた日刊スポーツで第1回G−1クライマックスの優勝が蝶野正洋だと知ってねぇ、ショックのあまりバイト途中で家に帰りましたから。
Z ハハハハハハ! ショック受けすぎですよ!(笑)。
――いや、だってあのときの蝶野は橋本真也と決勝進出決定戦をやって武藤敬司との決勝戦に臨んだ。1日2試合だったでしょ。それなのに武藤が負けるんだってショックでショックで……。
――川尻達也がそんな立場の選手でないことも知られていない。これをもって世間の格闘技の関心度が下がってる……と思われがちですが、ここであえて逆張りしてみます。「世間の関心度が上がってる」からこうなったのではないか、と!(ドン)。
Z ほほう。ひねくれ者らしい発想ですね(笑)。
このインタビューの続きと西村修、ラッシャー木村、和術慧舟會、岡倫之、浜崎朱加、ヒョードル大晦日、棚橋vsHARASHIMA、笹原圭一書評などの記事がまとめて読める「詰め合わせセット」はコチラ http://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar883409
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「いま新日本プロレスって両国国技館で大会をやるときなんかはマスコミを会場内に入れないんですよ。マスコミは地下の畳部屋でモニターを見ながら速報してるんです」という部分の補足です。
これまでは1F奥のボックス席の一部が記者席として提供されていたのが、4月大会からボックス席と別に畳部屋も記者席として用意されるようになり、G1決勝の日は超満員札止めのためオフィシャルの方も畳部屋で仕事されていました。電源も確保されていてインタビュースペースからも近く、畳部屋はとても快適なのでマスコミの方たちは満員であることも併せてみな喜んでいました。