伝説のプロレス団体UWFインターナショナルでデビューして、キングダム、リングス、PRIDEと渡り歩いた日本格闘技の生き証人金原弘光がゼロゼロ年代を振り返る連載インタビュー。第2回はリングス休止後、復帰戦となったPRIDEヴァンダレイ・シウバ戦までのお話!
前回はコチラ http://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar859093
――前回でもお話されていた柔整の専門学校の勉強でお忙しそうですね。
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――前回でもお話されていた柔整の専門学校の勉強でお忙しそうですね。
金原 こないだテストが終わったばかりなんだけど、今度研修があるんだよね。実際に接骨院で業務をするんだけど。
――えっ、金原さんが! どの接骨院でやられるんですか?
金原 学校に接骨院が隣接されてるんだよ。そこの院長が松井大二郎の大学の後輩なんだけどね(笑)。
――UWFインターの後輩だった松井さんの(笑)。
金原 「大学の頃、松井さんと一緒にUインターの試合を見に武道館に行きました」って言ってて凄くやりずらそうだよ(笑)。接骨院の研修を見てたらね、患者さんに対して低姿勢というか、ひざまずいて「今日はどうされましたか?」って聞くんだよね。キャバクラのボーイのような感じで「そこまでしなくていいんじゃないの?」って思うくらいでさ。
――金原さんも研修のときにひざまずくんですね(笑)。
金原 それがなんだか憂鬱なんだよね(苦笑)。その研修ではお客さんのストレッチもやるんだけど、Uインター時代を思い出すよね。付き人として高田さんのストレッチをいつもやってたから。昔、高田道場の練習に行ったときに高田さんが若い子にストレッチをやってもらってたんだけど、あまりにもヘタクソで「おまえちょっとどけ! 俺が代わりにやるから」と言い出しそうになったよ(笑)。
――ハハハハハハ! リングス休止後は高田道場で練習されてたんですよね。
金原 よく高田道場に練習に行ってたよね。打撃は大橋ジムで大橋(秀行)会長に教わって。
――高田道場はどういう経緯で行くようになったんですか?
金原 サク(桜庭和志)が「練習に来ていいですよ」と言っていたんで。いま思うと高田さんにはお願いはしてないかもしれない。あれはマズかったかなあ(笑)。
――金原さんが高田道場に所属する話はなかったんですか?
金原 それは全然ない。あったのは……これ、言っていいのかなあ。
――大丈夫です! たぶん(笑)。
金原 リングス所属で、PRIDEが始まったあとくらいに高田さんから「ウチに来い」という話はあったんだよね。これ、言っていいのかね?
――もう10年以上前のことですから(笑)。
金原 リングスで12連勝してる頃かなあ。PRIDEに勢いが出てきてさ。ああいう瞬間が人生の分かれ道なんだよね〜(しみじみと)。
――ハハハハハハ! 誘いを受けたときはどう思ったんですか?
このインタビューの続きと西村修、ラッシャー木村、和術慧舟會、岡倫之、浜崎朱加、ヒョードル大晦日、棚橋vsHARASHIMA、笹原圭一書評などの記事がまとめて読める「詰め合わせセット」はコチラ http://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar883409
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