生まれはベネズエラ、格闘家として育ったのは日本。「真騎士」のリングネームでパンクラス、『戦極』で活躍後、アメリカに進出。現在UFCフェザー級で3連勝中のマキシモ・ブランコインタビュー。日本を第二の故郷とするベネズエラ人から見た日本の良さとは?
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――マキシさん、ちょっと前ですけど、『黄金のバンタムを破った男~ファイティング原田物語~』のテレビドラマにボクサー(エデル・ジョフレ)として出演されていましたよね?
http://www.sanspo.com/geino/photos/20140128/oth14012805050019-p2.html
――あのドラマ以外にも何か芸能活動はされているんですか?
マキシ いまのところあれだけ。あのボクサー役も、ここ(六本木)を歩いていたら声をかけられてスカウトされた(笑)。
――へえー! じゃあ偶然UFCファイターをスカウトしちゃったんですね(笑)。
マキシ 向こうはワタシのことを知らなかった。UFCで戦ってることを聞いてビックリしてたけど「ちょうどいい」って。ワタシ、演じるボクサーに似ていたみたい。向こうもワタシもラッキー(笑)。
――本職では先日の勝利でUFC3連勝を飾りました。今回は1ラウンド16秒の秒殺勝利で。
マキシ プレッシャーが凄くあった。体重が落ちなかったから。
――計量オーバーでキャッチウエイトでの試合になったんですよね。
マキシ 4日前であと4キロだったから、いつもどおり落ちると思っていたら落ちなかった。サウナに1日中に入ってたけど落ちなくて。もうフラフラしてた。
――それでよくあんな勝ち方しましたね(笑)。
マキシ もう奇跡ですね。体重が落ちなかったからUFCの偉い人から「勝たないとダメだぞ!」って言われてプレッシャーだった。UFCのメキシコ大会でも計量オーバーした選手がリリースされたでしょ。だから怖くなっちゃって(笑)。リリースされたら生活できない。だから凄い勝ち方をするしかないなって。
――マキシさんはズッファと契約してから長いですよね。
マキシ もう5年かな。これからチャンピオンになるしかない。遊びじゃないから。
――ベネズエラから日本に来られてもだいぶ経ちますよね。
マキシ そうですね。もう16年。15歳で日本に来て、いまは32歳だから半分以上は日本にいます。
――日本語もペラペラですもんね。ベネズエラの一番の思い出はなんですか?
マキシ うーん、ベネズエラは苦手ですね。あんまり好きじゃない。
――母国なのに!(笑)。
マキシ いやあ、ベネズエラは危ないから。みんなピストルを持っていて、何かあるとすぐ殺す。
――「すぐ殺す」ですか……周囲でも亡くなってる方がいるんですね。
マキシ いますね。気をつけないと大変。夜21時前には家に帰らないとダメ、一人で道を歩いちゃダメ……いろんなルールがあるんです。
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