非会員でも購入できる大好評インタビュー詰め合わせセット! par14は大好評インタビュー9本、8万字オーバーで540円!! 試し読みも可能です!
①スターダム世IV虎vs安川惡斗は不穏試合ではない!!
②北原光騎が天龍引退に万感の思いを込めて「佐山シューティング、天龍同盟、SWS……」
③ビル・ロビンソン最後の弟子・鈴木秀樹「プロフェッショナルレスリングを大いに語る」
④Uと馬場を支えた黒衣の絵描き! 更級四郎 キミは「ほとんどのジョーク」をおぼえてるか?
⑤ご意見番・小原道由が世IV虎vs安川惡斗をぶった斬る!
⑥高校球児がアメリカに渡りUFCを目指すまで〜松田干城のボストン生活〜
⑦小佐野景浩×安西伸一 『ゴング』×『週プロ』天龍番だった男たち
⑧インディの聖地・新木場1stリングとは何か? 管理人を直撃!
⑨達人は実在する! 日本最後の幻想・柳龍拳ロングインタビュー
セメントマッチに世間も震撼! 2月22日スターダム後楽園ホール大会のメインイベント世IV虎vs安川惡斗は、王者・世IV虎のプロレスの範疇を超えた攻撃に惡斗の顔が無残にも腫れあがる事態となった。惡斗は救急車で病院に搬送。これは力道山vs木村政彦、小川直也vs橋本真也と同類のシュートマッチだったのか……!? 試合後はスターダム参戦選手のみならず、他団体の選手や関係者からプロ意識の欠いた試合に批判の声が殺到。急遽会見を開催したスターダム側は世IV虎からベルトを剥奪、無期限出場停止処分の裁定などを下した(http://wwr-stardom.com/?page_id=4)
プロレス専門誌の表紙に「私怨」「制裁」という文字が踊っているように、シュートマッチとして位置付けられている世IV虎vs安川惡斗。この試合の背景には何があったのか。世IV虎は本当に私怨をぶつけただけなのか……。「それは違う」と断言する女子プロレスの事情通X氏に話を聞いた。
①スターダム世IV虎vs安川惡斗は不穏試合ではない!!
②北原光騎が天龍引退に万感の思いを込めて「佐山シューティング、天龍同盟、SWS……」
③ビル・ロビンソン最後の弟子・鈴木秀樹「プロフェッショナルレスリングを大いに語る」
④Uと馬場を支えた黒衣の絵描き! 更級四郎 キミは「ほとんどのジョーク」をおぼえてるか?
⑤ご意見番・小原道由が世IV虎vs安川惡斗をぶった斬る!
⑥高校球児がアメリカに渡りUFCを目指すまで〜松田干城のボストン生活〜
⑦小佐野景浩×安西伸一 『ゴング』×『週プロ』天龍番だった男たち
⑧インディの聖地・新木場1stリングとは何か? 管理人を直撃!
⑨達人は実在する! 日本最後の幻想・柳龍拳ロングインタビュー
セメントマッチに世間も震撼! 2月22日スターダム後楽園ホール大会のメインイベント世IV虎vs安川惡斗は、王者・世IV虎のプロレスの範疇を超えた攻撃に惡斗の顔が無残にも腫れあがる事態となった。惡斗は救急車で病院に搬送。これは力道山vs木村政彦、小川直也vs橋本真也と同類のシュートマッチだったのか……!? 試合後はスターダム参戦選手のみならず、他団体の選手や関係者からプロ意識の欠いた試合に批判の声が殺到。急遽会見を開催したスターダム側は世IV虎からベルトを剥奪、無期限出場停止処分の裁定などを下した(http://wwr-stardom.com/?page_id=4)
プロレス専門誌の表紙に「私怨」「制裁」という文字が踊っているように、シュートマッチとして位置付けられている世IV虎vs安川惡斗。この試合の背景には何があったのか。世IV虎は本当に私怨をぶつけただけなのか……。「それは違う」と断言する女子プロレスの事情通X氏に話を聞いた。
「一度シングル総当たりリーグ戦の中で世IV虎選手vs惡斗選手が戦ってるです。そのときにもアクシデントが起きたんですけど……」
――スターダムで起きた世IV虎vs安川惡斗の凄惨な試合について、女子プロレスの事情通X氏にいろいろとお聞きいたします。
事情通X 世間的にも大きな話題になってますよね。まず私が声を大にして言いたいのは、この試合はよく言われてるような“ブック破り”ではないと思うし、世IV虎選手が私怨だけの理由で惡斗選手を一方的に叩き潰したのではないと考えてるんです。たしかに女優でもありドキュメンタリー主演映画の公開を控えている美女レスラーを、ヤンキー上がりのチャンピオンが嫉妬で制裁を食らわす……という構図は一般世間の耳目を集めやすいでしょうけど。
――あの試合は不穏試合やシュートマッチとして語られていますが、その類ではないと?
X と私は考えます。結局こういう試合ってプロレスの内幕に触れないと語れないところはあるじゃないですか。なので私も名を伏せてるわけですけど(苦笑)。
――過去のシュートマッチもなかなか立体的に見えてこないのはそういう背景もありますよね。このDropkickでは80年代や90年代を振り返るインタビュー企画が好評なんですけど、プロレスの範疇を超えた試合への言及がたびたび出てきます。ただ、当時はいまのように映像をすぐに確認できなかったし、選手たちが自分の考えを発信する手段もなかったんですよね。
X はいはい。だから“知る人ぞ知る”分野でありましたよね、こういう試合は。
――小川直也vs橋本真也の通称“1・4事変”もボクはファンとして2階席から見てますけど、何が起きたのかはわかりかねたところがあって。あとで映像なり雑誌などでようやく事態を把握できたんですが、今回のスターダムの件は試合直後から情報が洪水のように押し寄せて。
X そこでひとつのポイントになったのは、スターダムGMの風香さんのブログなんですよ。風香さんは「二人の確執については、いつか二人が話したくなったら本人たちが話せばいいと思います」と書いていて。確執の原因はわからないんですけど、長いあいだ世IV虎選手が惡斗選手を無視していたっていう話です。そして風香さんは年末に惡斗選手とご飯を食べたときに「失った信頼を取り戻すには時間がかかるよ。惡斗、本当にかわろうね」と声をかけたことも書いている。それは世IV虎選手と惡斗選手にあいだに何か亀裂が入ったかのようなことを示唆していますよね。
――そこだけ切り取ると、世IV虎選手に私怨があって今回の暴挙に出たという憶測を呼んじゃいますね。
X 昨日のスターダムの謝罪会見でも2人の確執があったことは認めてるんですけど。先ほども言いましたが、それが原因で世IV虎選手が暴走したとは思えないんですよね。わざわざ試合でこんなになるまで制裁を食らわすかって話で。だって世IV虎選手は惡斗選手の先輩ですよ。信頼を裏切ったことがあったというけど、じゃあ練習場で顔を合わせたときに「テメエ!」って一喝すれば済む話じゃないですか。それを理由に大注目の後楽園ホールのメインイベントで、わざと仕掛けたらどうなるかなんてことは、キャリア4年目の選手にだってわかることですよ。
――代表のロッシー小川さんも2人の仲が悪いことは知ってたんですよね?
X 知っていたでしょうね。でも、どれくらい仲が悪いかは知らなかったと思います。
――そういうもんなんですか。
X 小川さんは昔から選手は商品として扱ってるので、必要以上のコミニュケーションは取らないと思います。
――仕事として成立している以上はいちいち個人の領域には介入しないわけですよね。
X ですね。それで「今回なぜこういう試合になったのか?」ということなんですけど……。
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