Omasuki Fightの北米MMA抄訳コラム。今回のテーマは「ダナ・ホワイトのジャッジ解雇」騒動!




UFCマカオ大会で、判定結果が不適当であったとして、ハワード・ヒューズというジャッジが、第2試合終了時点でダナ・ホワイトからいきなりクビにされるという出来事があった。ホワイト自身が大会後会見で「もう判定はしなくていい。ビールとポップコーンを買ってやるから、試合を楽しめ、と伝えた」と明かしたもの。

確かに意味不明の判定を行うジャッジは存在する。それはファンにとっても実に興ざめであり、試合に向けて何か月も努力してきた選手にとっても、受け入れがたいものである。そんな無能ジャッジを大会途中で外に蹴り出すということは、一見ダナ・ホワイトらしい胸のすく大岡裁き、素早い仕事ぶりのようにも思える。しかし米MMAメディアでは「超えてはならない一線をこえてしまったのでは」との指摘が相次いだ。