パンクラス、WSOFと提携。その実態と今後の変化を考える■橋本宗洋
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日本の格闘技団体の中で、たぶん最もプレスリリース配信数が多いのはパンクラスだ。マッチメイクや記者会見開催のお知らせに加えボーナス制定や対抗戦、提携、海外での放送などなど、酒井正和代表の新体制になってから、とにかく発表が多い。
先日、発表されたカナダでのテレビ放送に関しては、じつはDEEPも以前からやっていたことが判明したんだが、リリースを流す=正式にアナウンスすることでニュースになり、話題になるという効果があるわけだ。それに発表が多ければ多いほど『パンクラス』の文字をファンが目にする機会も多くなり“いろいろやってんだな”“なんか盛り上がってるみたいだな”という印象を与えることにもつながるだろう。
そんなパンクラスのアナウンス三昧の中でも、とりわけ大きいのが10月27日に発表されたワールドシリーズ・オブ・ファイティング(WSOF)との提携だろう。
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