太鼓持ちか、面従腹背か、一匹狼か
これが米MMAメディアの生きる道
MMA業界にはいくつもの課題がある。ステロイドなどのパフォーマンス増強剤の使用、アスレティック・コミッションの無能や腐敗、怪しげなレフリーやジャッジの存在、選手の権利を脅かすプロモーターの存在、不正試合……これらの暗闇に光を照らすのは、いわゆるMMAメディアの役割ということになる。ただ、いまのMMA業界が圧倒的にUFCに制圧されているという事実が、MMAメディアに陰に陽に、影響を与えていることも確かである。
UFCが行なっている最も直接的なメディアコントロールは、記者個人や媒体に対する取材許可証の交付を停止することだ。取材する方法がなくなると、媒体としてはなんとか別の独創的な方法を模索するか、もしくは許可証の再発行を目指すしかない。
Sherdogは2010年3月に許可証を取り上げられた。Sherdogの所属記者が、マッ
コメント
コメントを書く