ステロイド問題・舌禍失言と並んで、UFCのケージの外で常にくすぶっている問題、何かをきっかけに何度も再炎上する問題の1つに、ファイトマネーの問題がある。
つい最近も、UFCをリリースされたジョン・フィッチらがファイトマネーの低さを訴えたほか、ティム・ケネディのようなUFCと契約中の選手までもが「ゴミ収集でもしているほうが稼げる」などと不平を漏らし謝罪に追い込まれるという出来事があった。前座選手からの相次ぐ告発を受け、ダナ・ホワイトは、それならばファイトナイトボーナスを廃止して、その分を前座選手のファイトマネーに回すとのアイデアを口にしたが、結局その後、選手から強い反対をうけたとして、このアイデアは実行されないことが明らかになっている。

ある選手が名前を伏せて語っているように、「上位5%の選手は大金を稼いでいるだろう。しかし、前座の選手は100万円も稼げばいいほうだ。UFCは独占契約だから、