パンクラスとの対抗戦に圧勝した、シュートボクシングの“団体力”■橋本宗洋
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6月23日のシュートボクシング後楽園大会は、開催前から物議を醸すことになった。メイン企画として発表されたシュートボクシングとパンクラスの3vs3対抗戦、そのカードが疑問符をつけざるを得ないようなものだったのだ。
シュートボクシング側はアンディ・サワー、宍戸大樹、鈴木博昭と主力3人の投入を早々に発表。乗り込む側のパンクラスは、大会10日前になってメンバーを発表した。岡澤弘太(vsサワー)、林源平(vs宍戸)、清水俊一(vs鈴木)である。
岡澤と林は、まだ“若手”の部類に入る選手。サワー、宍戸と闘うのは、どうしてもミスマッチに見える。清水は実績のある選手だが、グラップラーでありZSTのイメージが強い。つまり、それぞれ魅力的な選手ではあっても、“対抗戦に乗り込むパンクラス軍”という雰囲気が薄いわけだ。
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