Dropkick柔術部コーナーが久しぶりに帰ってきた! ブラジリアン柔術ライターの橋本欽也さんにドーピングから高田延彦までいろいろと語ってもらいました!(聞き手/ジャン斉藤)
・RIZINアンバサダー蒼瀬くるみちゃん12000字インタビュー
――今日はブラジリアン柔術ライターの橋本欽也さんにここ最近の柔術・グラップリング界隈のお話をうかがいます!欽也さんにこうして話を聞くのはひさしぶりですよね。
――欽也さんは世界中を飛び回っててお忙しそうですけど。
――大変そうですけど、なんだか羨ましいですね。格闘技で世界を旅をするって。
欽也 そこは楽しいでますね。これだけ長くやっていると世界のどこにも友達がいるから一緒にメシを食ったりなんだり。
――国内では女子プロレスラーにも柔術の指導をしてるじゃないですか。
欽也 そうなんですよ。アイスリボンのプロレスラーやタニー・マウスさんのプロレス教室でも指導してます。いまの女子プロレスラーの人たちって関節技すら知らないレベルなんで。腕十字のかけ方、逃げ方を教えたり。
――ああ、そこは男子とは入口が違うところがあるんでしょうね。
――えっ、そうなんですか。
欽也 これは俺なりのプロレスへの恩返しなんですよ。女子レスラーの動きがよくなればいいし、それを見たお客さんが柔術をやるかもしれないですし。
――立派な志です! いまは柔術をやってる男子レスラーも多いですよね。
――それこそ中邑真輔なんかもずっと柔術をやってますし。
欽也 中邑真輔は茶帯です。あとチェリーさんもそう。
――プロレスと柔術は密接になっている。もともとプロレスにはキャッチ・アズ・キャッチ・キャンという技術が根底にあったけど、そもそもキャッチ自体が競技でもないから、なかなか伝承はされないのが現実ですよね。
欽也 やっぱり大会がないから密教みたいになっちゃいますよ。
――キャッチは密教! たしかに(笑)。
欽也 口伝で伝えていくしかない。柔術は競技として開けてるから、わりとカジュアルにやれるけど。でも、UWFスネークピットでルタリブレのセミナーをやったりして、ルタリブレもキャッチも生きているんですけどね。
欽也 やっぱり自分が練習していることを披露する場がないと。発表会がなかったら自己満足でしかないじゃないですか。武道みたいな自己追求になっちゃうんで。
――ブラジリアン柔術の競技人口はめちゃくちゃ増えてますよね。
欽也 ここ数年でもむちゃくちゃ増えてますよね。そのひとつのきっかけがサトシとクレベルのRIZIN東京ドームですよね。
――サトシがムサエフを、クレベルが朝倉未来をそれぞれ三角絞めで勝った大会。
欽也 そうそう。地上波で放送されて「柔術は強い!」と世間に届いて。あの影響は凄まじくて、サトシとクレベルをサポートしてきたブルテリア(ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店)の在庫が切れたんです。もう大変な騒ぎになって、スタッフを増やしたんだけど、一過性のブームだったという(笑)。
――ハハハハハハ!
欽也 それでもありがたいですけどね(笑)。あの試合後の1週間は日本全国の道場に入門者が相次いだ。K-1MAXの地上波放送翌日にキックジムに入門者が殺到したのと同じです。
――朝倉未来も柔術に興味を示しているし、高田さんも実戦デビューします。ブラジリアン柔術に注目度が高まってるんで、あらためてこのジャンルについてお聞きします……というわけで、まず聞きたいのはドーピングの話です!
欽也 いきなりセンシティブなところから(笑)。
――以前も欽也さんに聞いたことあるんですけども、まあグラップリング方面は無法地帯だと。いまはそれなりに規制は入ってるんですか?
欽也 いやいや、野放しですよ(キッパリ)。
・グラップリング界のドーピングの実態
・桜庭和志は柔術が育てた?
・ブラジリアン柔術家・高田延彦は強い
・ヒクソンの恐るべき「見えない柔術」とは?……
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