この記事は1週間のニュースを振り返ってたDropkickニコ生配信を記事にしたものですが、原型を留めていないどころか、インタビュー形式となっています(語り・ジャン斉藤)


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斉藤 ボクが
毎朝取り上げるニュースをあらためて深掘り解説するこの企画、最初に取り上げるニュースはUFCとWWEの合併新会社TKOが始動。世界最強に最高のバトルエンターテイメント帝国がついに始まってしまいましたねぇ。この合体がプロレス格闘技界にどのような影響を及ぼすのか。今年上半期の純利益がWWEが130億円、UFC250億円ですからね。

――
どちらかひとつでも太刀打ちできない……。

斉藤 気になるのは会社が合併したことで、UFCとWWEが何かコラボが行なわれるかどうかってことですよね。す2~3年後にありえそうなのは、たとえばレッスルマニアをニューヨークでやるときにその前日にUFCのナンバーシリーズをやったり。そうなると、その都市に大きな経済効果をもたらすわけですよ。

――
そうなると招致運動が活発化しそうですね。

斉藤
 招致運動ビジネス。UFCでいえば、ユタ州のソルトレイクシティでナンバーシリーズを1年の間隔で2度やったんですよ。ソルトレイクシティはそこまで人口が多いわけじゃけど、経済が好調でスポーツ以外のライブもうまくいってるんですよね。で、ソルトレイクシティ側がUFCを招致するにあたり、最低限の売上を保証したそうなんです。もしチケットが売れなかったらソルトレイクシティ側が被ると。蓋を開けたら売れ行きは好調で大成功だったんですけどね。

――
WWEとUFCの鉄板イベント、まずオイルマネーの強い中東でやりそうですよ。日本でも開催してほしいですけど。

斉藤
 素知らぬ顔して榊原さんが呼びかねないですよね(笑)。いちおうダナ・ホワイトとのホットラインはあるわけだし。

――
UFC、WWE、RIZINの3DAYS!

斉藤
 ABEMAが呼ぶとか。サイバーファイトのノア、東京女子、DDT、ガン☆プロ、WWE、UFCのスーパーファイトウィークですよ。まあどちらも非現実的ですけど……そういえば今回UFCとWWEの合併新会社を立ち上げたことで、かつてどちらでもチャンピオンに輝いたブロック・レスナーーを評価する声が挙がっていたんですが……ボクもブロック・レスナーは大好きなんですよ。ただ、残念ながらMMAではいまはもう評価できないんですよね。やっぱりマーク・ハント戦のドーピングの件が史上最悪のケースですから。この1試合だけ復帰するってことで確信犯で手を染めていたと言われても仕方ないし、UFCも暗に認めてたんじゃないかみたいな流れもあったわけで。MMAファイターのブロック・レスナーは褒め称えずらいなあと。

――次のニュースは、RIZINアゼルバイジャン大会のカードが発表されました。

斉藤 凱旋するケラモフは大晦日も控えてるから、謎外人でお茶を濁すんじゃないかなと見てたんですけど、鈴木千裕を持ってきたことで日本のファンも注目イベントになりましたよね。ムサエフなど地元ファイターも脇を固めて、RIZINブランドを保ちながらローカライズされてて、なかなかいい塩梅なんじゃないかなと。

――しかし、榊原さんは当初「ケラモフはキャッチウエイトで……」と言ってましたしけど、いきなりフェザー級のタイトルマッチですよ。

斉藤 これはもうRIZIN発足当初から口を酸っぱくして言い続けてますけど、RIZINの言うことやることをいちいち深く考えないほうがいいですよ! 「一寸先はRIZIN」で何が起こるかわからない。だいたいハワイでRIZINをやるってことでトライアウトまでやったのに、実際に決定したのはアゼルバイジャンですよ。

――ケージでタイトルマッチを「特例」でやっちゃいますしね。

斉藤 今回は売り興行なんですけど、アゼルバイジャン政府はRIZINにけっこういいお金を出してるんじゃないですかね。たとえばサウジアラビアのエンターテイメントシーズン「リヤド・シーズン」の目玉はタイソン・フィーリーvsガヌーのボクシングマッチですよね。PFLの出資元も中東だし、どのスポーツもオイルマネーをどうやって引っ張っていくかが重要。RIZIN全面ケージ化はオイルマネーが握ってるかもしれない(笑)。

・鈴木千裕のトラッシュトーク
・ケラモフvs斎藤裕の再戦は?
・ジャニーズとコールマン
・桜庭和志と現代MMA
・敗れても偉大なアデザニヤ
・猪木vsタッキーの恐ろしさ
・格闘家はブレイキングダウンに怒ってるのか……などなどまだまだ続く
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https://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar2167402

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