アメリカのインディプロレスの“現在”を伝える連載! アメリカインディープロレス専門通販「フリーバーズ」(https://store.shopping.yahoo.co.jp/freebirds)を営む中山貴博氏が知られざるエピソードを紹介していきます! 今回のテーマはWWE女子王者解雇の理由は危険すぎるホームページです!
「彼女を解雇したのは、HHHの失策だ」
大のWWEファンとして知られる俳優のフレディ・プリンゼ・ジュニアは、こう言ってHHH体制のWWEを批判した。フレディが言う彼女とは先月、NXT女子王者を陥落した翌日に突然WWEから契約解除を宣告されたマンディ・ローズのことである。
2021年10月からNXT女子王者として413日間君臨していたローズは、昨年9月には里村明衣子の持つNXT UK女子王座を奪い両女子王座を統一。また、トキシック・アトラクションのリーダーとして、NXT女子部門の中心選手として活躍してきた選手だった。
しかし、事態が急変。年明け1月10日の特別大会「ニュー・イヤーズ・イービル」の大舞台で予定されていたタイトル戦が突然、昨年12月13日のNXT通常放送回で組まれる。そして、ストーリーが書き換えられ、ローズはロクサーヌ・ペレスに敗れ、歴代3位となる413日の長期政権から陥落。その翌朝WWEから解雇されてしまう。
突然の解雇後、ローズはホームページにこう投稿する。
「みんな、たくさんのメッセージありがとう。あなたたちからの愛とサポートに感謝の気持ちでいっぱいです。そして、心配しないで。この“ホームページ”はこれからも更新するわ」
解雇の原因とされ、問題となったのは、その“ホームページ”であったのだ。
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マンディ・ローズ