アメリカのインディプロレスの“現在”を伝える連載! アメリカインディープロレス専門通販「フリーバーズ」(https://store.shopping.yahoo.co.jp/freebirds)を営む中山貴博氏が知られざるエピソードを紹介していきます! 今回のテーマはWWE NXTのレフェリーは陰謀論者です!
「子供たちは、地元自治体から1日8時間のマスク着用を強制されているが、親が望まないかぎり、これを強制するのは児童虐待にあたる」
「人身売買は現代の奴隷制度であり、これを根絶しなければならない」
「妊娠中絶は殺人であり、廃止されるべきである」
「私たちは、人間よりも神に従うべきです」
こう主張するのは、「WWE NXT」でレフェリーを務めるドレイク・ワーツ。日本のプロレスファンには、2011年から2013年にかけて大日本プロレスに何度か来日した人気デスマッチファイター、ドレイク・ヤンガーとしても知られている。
今月初めに、Facebookにこのような投稿をする数日前、フロリダ州セミノール郡郡政委員会の意見交換会にリモート出演する。NXTのロゴの入った黒いポロシャツ姿で出演したドレイクは、「マスクの強制は、性犯罪者が子供をターゲットにすることを容易にするだけだ。なぜなら、性犯罪者は、顔を隠そうとするため、マスクを着けたがる」として、マスク着用に反対する声明を読み上げる。すると、SNSで、この主張はドナルド・トランプ前大統領を支持する極右陰謀論“QAnon(Qアノン)”と同じであると指摘された。
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