この記事はRIZIN記者会見」を語ったDropkickニコ生配信を編集したものです(語り:ジャン斉藤)


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コロナの影響で3大会中止になったことで7億円の収益が消えたRIZINがこのまま潰れてしまうんじゃないか……ということで榊原(信行)さんの会見があったわけですが。コロナ禍の中、RIZIN再開の噂はいろいろありました。富士山や東京タワーの足元で屋外大会をやるとか。

会見では、ぴあアリーナMMの2連戦とクラウドファンディングが発表されましたが、会見冒頭に流れた煽りVアーティストの佐藤大輔制作の映像が凄かったですね。これは“魔法”をかけてきたなと。配信だけの記者会見って簡素になりがちなんですけど、はじめにこうやって煽りVを持ってきて視聴者を乗せていく。実際に煽りVがなかったら、榊原さんの長い話にダラけちゃったと思うんですよね。今回の榊原さんは話が長くなっても仕方ないんですけど、みんなが集中できるように“魔法”をかけた。高田本部長の挨拶の前にも煽りVがほしいかもしれない(笑)。でも、これは逆にいうとRIZINは崖っぷちにいるからこそ、切り札を出してきたなという。

なんだか2007年3月27日、六本木ヒルズアリーナで行われたPRDIE買収会見を思い出しましたね。あのときもUFCに売却されることになったPRDIEはいったいどうなるんだ? とファンはみんな暗くなってたんですね。でも、今回の会見と同じく冒頭に、これからUFCとPRIDEの対抗戦が始まる、というような煽りVが流れて、一気に明るい未来を感じさせたんです。結局PRIDEは明るい未来どころか1回も大会をやらずに凍結されちゃったんですけどね(笑)。
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