非会員でも購入できる大好評インタビュー詰め合わせセット! part76は大好評インタビュー15本、コラム7本、13万字で550円!!(税込み)
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part76
アントニオ猪木の元・娘婿で新日本プロレスの社長を務めたサイモン・ケリーインタビュー第5弾。今回は「IGFはなぜ崩壊していったのか?」です!(聞き手/ジャン斉藤)
パート1はコチラ→「プロレスに関わることは倍賞美津子さんに大反対されました」
パート2はコチラ→「猪木事務所の暴走、ロス道場設立、猪木vsMMAファイター」
パート3はコチラ→第5代新日本プロレス社長から見たシンニホン暗黒時代
パート4はコチラ→「ダーッ!!」は権利問題でリング上では不発……IGF嵐の船出!
――新日本プロレス時代の中邑真輔選手がリング上で猪木さんの名前を出して対戦表明したときがあったじゃないですか。「新日本プロレスの歴史、すべてのレスラーの思い、このIWGPにはの思い入れはある。ただ、このIWGPに昔のような輝きがあるか?俺はないと思う。足りない! 猪木ーーっ!! 旧IWGP王座は俺が取り返す!」と。
――中邑選手はIGFと事前に何か接触されていたんですか?
サイモン 何もしてない。向こうから突然アピールしてきて、こっちもビックリしたというか。当時の新日本は猪木さん方面には触れるな、という方針だったみたいなので、中邑選手は逆においしいと計算するような人だから。中邑選手は自分で考えてフライングしてアピールしたんだろうなと。俺はそういう風に受け取っちゃったんですけどね。
――団体の思惑を飛び越えて中邑選手がボールを投げてきたと。
サイモン そこで引いたらIGFらしくないなと。乗るしかないってことで乗っちゃったという感じですよね。 嫌がらせで新日本の会場に俺や澤田(敦士)が行ったり(笑)。
――ハハハハハハハ!
サイモン こっちが何かアクションしないといけないと思ってアクションしたら、 新日本は完全にシャットアウト。大阪の会場まで行ったんですよね。澤田と一緒にチケットを買って入って、新日本のファンからヤジを飛ばされながら(笑)。昔のプロレスが好きな人からは「頑張ってね!」みたいに声をかけられて。
サイモン そうなんだけど、新日本のチームワークがありえないぐらい凄くて、俺や澤田の座席の位置を把握してるんですよ(笑)。
――何かしようとしたら、すぐにすっ飛んでくる(笑)。
サイモン 中邑選手の試合が終わったぐらいのタイミングで、澤田と2人でリングのほうに行こうとしたら、若手レスラーからスタッフから凄い人数で食い止められるみたいな(笑)。
――ハハハハハハハハ!
サイモン 中邑選手はスタッフの指示で客席じゃなく花道から帰ってたんですよ。それでもリングサイドのフェンスまで辿り着いたからマスコミもそのときの写真を撮ってたと思うんだけど。そのあと取材した人たちに話しを聞いたら新日本から「一切書くな」と。 書いたら取材拒否だみたいな話があったらしいですね。
サイモン 会場にいた一部のファンしか騒ぎはわかってないみたいな。もちろんテレ朝の中継にも乗るわけがないし。 でも楽しかったですね。
――この件について新日本と何か話はされなかったんですか?
サイモン してないですね、何にも。
――しばらくして猪木さんもコメントを出しましたよね?「引退している」という。
サイモン ああ、出しましたね。「俺はもうリングに上がってないんだから」と。あのとき猪木さんは入院してたんですよね。猪木さん抜きでIGFらしいことをやらなきゃなんない。 猪木さんが元気でもやらせたくはなかったんですけど。中邑選手がWWEに行ったあとに本人とチラッと話す機会があって。中邑選手としては団体の意向関係なく勝手にアピールしたところはあったみたいですね。
サイモン 中邑選手はデビューの頃からロス道場に来てて、猪木さんと何回も食事してるし、猪木さんの性格を知ってるから。猪木さんとだったら何かキャッチボールができるかも……という期待感はあったんじゃないですか。 彼としてはボールを投げたつもりが内部で何もなかったことにされたという状況だったから。あれはあれで大変だったらしいですよ。
22本の記事13万字が550円(税込み)で読める詰め合わせセットはまだまだ続く……
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◎RIZIN広報・N野さんの秘密 「選手たちの意識や雰囲気が磨かれていく姿が見えて……」
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◎苦難を乗り越えて……女子格闘家・富松恵美インタビュー
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◎女王は父親の死後、柔道を始めた――ドキュメンタリー「ロンダ・ラウジー 父の信じたもの」
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◎再開UFCと動き出したRIZIN…ウィズ・コロナのMMA■シュウ・ヒラタのMMAマシンガントーク
◎アンチと信者を熱狂させる男・朝倉未来は誰と戦うべきか
◎【絶縁状態】オカダ・カズチカvs清宮海斗は実現するのか?■事情通Zの「プロレス 点と線」
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■米インディレスラー悲痛の告白「コロナウイルスなんて他人事だった。自分がかかるなんて」
■「ブラック・ウェンズデー 暗黒の水曜日」……WWE大量解雇劇
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■死神衝撃の願望 ハリトーノフ「一度、コロナにかかってみたかったんだ」
■【UFC再開】トランプ大統領「UFCにダナ・ホワイトおめでとう! スポーツを取り戻そう」
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アントニオ猪木の元・娘婿で新日本プロレスの社長を務めたサイモン・ケリーインタビュー第5弾。今回は「IGFはなぜ崩壊していったのか?」です!(聞き手/ジャン斉藤)
パート1はコチラ→「プロレスに関わることは倍賞美津子さんに大反対されました」
パート2はコチラ→「猪木事務所の暴走、ロス道場設立、猪木vsMMAファイター」
パート3はコチラ→第5代新日本プロレス社長から見たシンニホン暗黒時代
パート4はコチラ→「ダーッ!!」は権利問題でリング上では不発……IGF嵐の船出!
パート5はコチラ→ IGF大晦日・小川直也vs藤田和之が噛み合わなかった理由
――新日本プロレス時代の中邑真輔選手がリング上で猪木さんの名前を出して対戦表明したときがあったじゃないですか。「新日本プロレスの歴史、すべてのレスラーの思い、このIWGPにはの思い入れはある。ただ、このIWGPに昔のような輝きがあるか?俺はないと思う。足りない! 猪木ーーっ!! 旧IWGP王座は俺が取り返す!」と。
サイモン あー、はいはい。ありましたね。
――中邑選手はIGFと事前に何か接触されていたんですか?
サイモン 何もしてない。向こうから突然アピールしてきて、こっちもビックリしたというか。当時の新日本は猪木さん方面には触れるな、という方針だったみたいなので、中邑選手は逆においしいと計算するような人だから。中邑選手は自分で考えてフライングしてアピールしたんだろうなと。俺はそういう風に受け取っちゃったんですけどね。
――団体の思惑を飛び越えて中邑選手がボールを投げてきたと。
サイモン そこで引いたらIGFらしくないなと。乗るしかないってことで乗っちゃったという感じですよね。 嫌がらせで新日本の会場に俺や澤田(敦士)が行ったり(笑)。
――ハハハハハハハ!
サイモン こっちが何かアクションしないといけないと思ってアクションしたら、 新日本は完全にシャットアウト。大阪の会場まで行ったんですよね。澤田と一緒にチケットを買って入って、新日本のファンからヤジを飛ばされながら(笑)。昔のプロレスが好きな人からは「頑張ってね!」みたいに声をかけられて。
――サイモンさんは何か仕掛けようとしたんですか?
サイモン そうなんだけど、新日本のチームワークがありえないぐらい凄くて、俺や澤田の座席の位置を把握してるんですよ(笑)。
――何かしようとしたら、すぐにすっ飛んでくる(笑)。
サイモン 中邑選手の試合が終わったぐらいのタイミングで、澤田と2人でリングのほうに行こうとしたら、若手レスラーからスタッフから凄い人数で食い止められるみたいな(笑)。
――ハハハハハハハハ!
サイモン 中邑選手はスタッフの指示で客席じゃなく花道から帰ってたんですよ。それでもリングサイドのフェンスまで辿り着いたからマスコミもそのときの写真を撮ってたと思うんだけど。そのあと取材した人たちに話しを聞いたら新日本から「一切書くな」と。 書いたら取材拒否だみたいな話があったらしいですね。
――IGFとは1ミリたりとも関わりたくない鉄の意志を感じます(笑)。
サイモン 会場にいた一部のファンしか騒ぎはわかってないみたいな。もちろんテレ朝の中継にも乗るわけがないし。 でも楽しかったですね。
――この件について新日本と何か話はされなかったんですか?
サイモン してないですね、何にも。
――しばらくして猪木さんもコメントを出しましたよね?「引退している」という。
サイモン ああ、出しましたね。「俺はもうリングに上がってないんだから」と。あのとき猪木さんは入院してたんですよね。猪木さん抜きでIGFらしいことをやらなきゃなんない。 猪木さんが元気でもやらせたくはなかったんですけど。中邑選手がWWEに行ったあとに本人とチラッと話す機会があって。中邑選手としては団体の意向関係なく勝手にアピールしたところはあったみたいですね。
―― 中邑さんとしてもボールを投げてみてどうなるか……っていう。
サイモン 中邑選手はデビューの頃からロス道場に来てて、猪木さんと何回も食事してるし、猪木さんの性格を知ってるから。猪木さんとだったら何かキャッチボールができるかも……という期待感はあったんじゃないですか。 彼としてはボールを投げたつもりが内部で何もなかったことにされたという状況だったから。あれはあれで大変だったらしいですよ。
22本の記事13万字が550円(税込み)で読める詰め合わせセットはまだまだ続く……
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