北米MMAを知り尽くした男が語る水垣偉弥が語る「マクレガーvsセラーニ」!
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――今日はコナー・マクレガーvsドナルド・セラーニについて分析してもらいます! ……とはいっても、わずか40秒で決着がついてしまったんですけど。
水垣 ハハハハハハハ。そうなんですよね。だからどうやってしゃべろうかなと。
――試合時間が短かったですが、気になって仕方のないポイントが多いので、そこらへんの解説をお願いします。
水垣 わかりました!
――まず戦前はどういう試合展開を予想されてましたか?
水垣 ボクはいっつもそうなんですけど、「今回マクレガーは負けるな」と予想すると、マクレガーが勝つパターンが多いんですよ(苦笑)。
――あれま。
水垣 それこそダスティン・ポイエーやデニス・シヴァー戦あたりから。だからマクレガーの試合を解説するのは向いてないのかもしれないんですけどね(笑)。それはマクレガーがボクの想像の一つ先を言ってるというか、マクレガーと実際に対戦してみないとわからない部分があるのかもしれないです。
――ジョゼ・アルド戦もまさか秒殺するとは思いもしませんでしたよね。 エディ・アルバレス戦も1階級上でしたけど、なんなくKOして。
水垣 今回のセラーニ戦はウェルター級だったじゃないですか。セラーニはウェルター級の経験が豊富ですし、マクレガーはサイズ的に不利なんじゃないかと思ってたんですね。マクレガーは身体がデカくなってますけど、もともとはフェザーだよなっていう。
――じつはおかしなことをやってますよね(笑)。
水垣 ネイト・ディアスとウェルター級でやったときもフィジカル負けはしませんでしたけど、セラーニとなると難しいのかなと。
――試合はいきなりマクレガーが左ストレートから入って、その先制攻撃をかわしたセラーニがタックルを仕掛けました。
水垣 そのタックルにマクレガーがヒザを合わせましたよね。あれが効いてるんじゃないかと。肩パンチや左ハイキックが注目されてますけど、あのタイミングでタックルに反応していることや、肩パンチで下がったセラーニの頭にヒザを打ってますよね。あの一連の動作はさすがですね。マクレガーは“間の良さ”が特徴的な選手なのかなと思ってたんですが、反射神経、反応の良さも凄いなって思いましたね。
――話題騒然の肩パンチはどう見ましたか?<続きは会員ページへ>
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