【1記事70円から購入できる過去記事】
・佐々木憂流迦骨折の治療代は誰が払うの?
・【中国人UFC王者誕生】日本MMAは追い抜かれてしまったのか
・堀口恭司の適正階級はフライ級なのか?
・UFC女子ストロー級王者が「RENA、一緒に練習しよう」と言っています
・水垣偉弥がRIZINと契約するまで
――シュウさんがマネジメントする平本蓮選手のRIZIN参戦は電撃的でした!
シュウ 平本選手は将来的にはMMA転向を見据えてるとはいえ、キックボクシングを主戦場とすると、それなりのファイトマネーを払える団体は限られてきますよね。ベラトールやONE、RIZIN、グローリー以外はないじゃないですか。いろいろと交渉はしたんですが、最終的にはファイトマネーだけではなく年間試合数やあらゆる面を評価して、RIZINさんに決めました。
――平本選手は新生K-1との契約満了を待つあいだ、ONEのチャトリCEOが経営するシンガポールのジムEVOLVEに練習に行ったりしてたのでONEと契約するのかなとは思ってたんですけど。
シュウ 契約というのは、ファイトマネーだけではなく契約期間や試合数も重要になってくるんですね。契約終了後も独占交渉期間やマッチング期間がありますし、完全にフリーになるのはかなり時間がかかるんです。そうなると21歳のポテンシャルがある平本選手が3~4年の契約を結ぶのはけっこうリスクがあるんですよ。 契約終了後も2~3ヵ月は身動きが取れないこともありますから、格闘家としてのピークに入る時期が25歳ぐらいだとすると、そこで足踏みしちゃう可能性もあるじゃないですか。
――RIZINのオファーは4年も5年も拘束するものではないということですね。
シュウ 4年先、5年先の格闘技界はどうなってるかわからないので、長期契約はけっこう怖いんです。それに21歳という年齢を考えて、いきなりONEのハードなキックボクシングの世界に入っていくべきなのか。それともMMAを見据えてファイターとして育ててくれる意識が強いプロモーションを選ぶのか。ベン・アスクレンなんかはアメリカン・トップチームでレスリングを教える代わりにMMAの練習をして、 プロデビューの4〜5年前からMMAの準備をしていたそうですから。
――平本選手もMMA転向に強い意向を示してますね。
シュウ まずはキックでの復帰ですが、1年7ヵ月も試合をしてないですから試合勘も取り戻さないといけないですいし、そういう意味では現時点で最高の場はRIZINさんなのかなとは思うんですね。 いまは地上波の力が弱くなってネットの配信サービスを試合を見る層も増えてますが、それでも地上波の力って日本ではバカにできないじゃないですか。
――なんだかんだ一つの力としては巨大ですね。
シュウ 天心選手やRENA選手がスターになったのは地上波の力が大きいですもんね。しかも今回はベラトールのケージの中で復帰戦ができるということで、スコット・コーカーにもアピールはできます。いままでリングでしか試合をしてなかった平本選手にとってケージは違和感はあるとは思うんですけど。
この続きと、平本蓮、川口健次、サイモン・ケリー、新生NOAH、QUINTETなどの12月更新記事が550円(税込み)でまとめて読める「10万字・記事20本の詰め合わせセット」はコチラ
https://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar1850156
この記事の続きだけをお読みになりたい方は下をクリック!1記事85円から購入できます!
コメント
コメントを書く