アメリカのインディプロレスの“現在”を伝える連載! アメリカインディープロレス専門通販「フリーバーズ」(https://store.shopping.yahoo.co.jp/freebirds)を営む中山貴博氏が知られざるエピソードを紹介していきます! 今回のテーマは「Bloodsport ブラッドスポート」を救った男は日本通です!



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「Bloodsport ブラッドスポート」ーー日本風に言えば、“血闘”と題された大会を、昨年からGCW(ゲーム・チェンジャー・レスリング)が開催している。これはノーロープリングで行われ、ピンフォールなし、ギブアップもしくはノックアウト決着というルールで行われる格闘技色の濃いプロレス大会である。

元々は、ジャン=クロード・ヴァン・ダムが主演した1988年の映画から名前を取ったもので、昨年4月5日の裏レッスルマニア(レッスルマニア・ウィーク)期間中に元UFCファイターのマット・リドル主催で行われた。しかし、そのリドルがWWE入りしたため、ジョシュ・バーネットがその役を引き継ぎ、今年4月4日に裏レッスルマニアで「ジョシュ・バーネット主催 Bloodsport 1」が開催。そして、9月14日、ニュージャージー州アトランティックシティにおいて、「Bloodsport 2」が開催された。

去年のリドル主催大会には鈴木みのる、今年4月大会には鈴木秀樹、竹田誠志、そして、再び鈴木みのるが参戦と、日本人選手の参戦が話題になるが、9月大会には、美濃輪育久ことミノワマンが初参戦したほか、アメリカ在住で、MMAの大会にも参戦経験のある元ROH女子王者の坂井澄江も参戦。また、エリック・ハマーやキラー・クロス(ケビン・クロス)、デイビーボーイ・スミスJr.と、IGF参戦経験者が名を連ね、バラエティに富んだ腕自慢のプロレスラーたちが揃った。

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