アメリカのインディプロレスの“現在”を伝える連載! アメリカインディープロレス専門通販「フリーバーズ」(https://store.shopping.yahoo.co.jp/freebirds)を営む中山貴博氏が知られざるエピソードを紹介していきます! 今回のテーマはWWEサウジアラビア大会「人質事件の真相」です!
<1記事から買えるバックナンバー記事>
・朝倉海インタビュー「打倒・堀口恭司の攻略法は、まだ1割しか使ってないです」
<1記事から買えるバックナンバー記事>
・朝倉海インタビュー「打倒・堀口恭司の攻略法は、まだ1割しか使ってないです」
10月31日にサウジアラビア王国、キング・ファハド国際スタジアムで開催されたWWEのPPV大会「クラウン・ジュエル 2019」後に、こんな噂が流れた。「ビンスがサウジ皇太子と金銭面で揉めたため、彼らは人質となって出国できない」――と。いったいサウジアラビアで何が起きていたのか。
ムハンマド・サルマーン皇太子が推し進める経済改革計画「ビジョン2030」の一環として、WWEとサウジアラビアが10年契約を結び、2018年4月の「グレーテスト・ロイヤル・ランブル」から始まったWWEのサウジPPV大会。昨年、反体制派記者ジャマル・カショギ氏がトルコのサウジ領事館で殺害された事件が、大会開催前に起きたことにより、米上院議員から大会中止を要請されるなど、サウジ大会は何かと話題に欠かすことがない。
アンダーテイカーやゴールドバーグ、ショーン・マイケルズらが出場したり、今大会も総合格闘家のケイン・ヴェラスケスや、ボクサーのタイソン・フューリーが参戦したりと、石油マネーの力もあってか、通常の大会では見られない大物たちが大会に名前を連ねるのが、良きにつけ悪しきにつけサウジ大会の特色の一つだ。この10月大会では、宗教・文化・伝統上の理由で、これまで認められることのなかった女子レスラーの試合が行われたことは画期的だった。
ここ数年、WWEは女子革命を掲げ、女子レスラーの底上げに力を入れており、男女平等、性差別がないよう、女子レスラーにも活躍の場を与えている。それに比べ、サウジアラビアの女性への人権意識は、イスラム教の国々の中にあってもとりわけ低い。女性の自動車運転やパスポートの自由取得が認められたのはつい最近のことである。WWEはかねてから女子選手の試合をサウジに強く提案しており、今回ようやくそれが認められることとなった。
この続きと、カイvsウルカ、ケニー入国妨害事件、「真剣勝負」発言、山田恵一などの11月更新記事が550円(税込み)でまとめて読める「10万字・記事18本の詰め合わせセット」はコチラ
この記事の続きだけをお読みになりたい方は下をクリック!1記事85円から購入できます!
ここから先は有料になります
ニコニコポイントで購入する
チャンネルに入会して購読する
- この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。
コメント
コメントを書き込むにはログインしてください。
(ID:2884205)
メディアリテラシーを高めないと‼特に日本人は❗