佐伯 今回も1年間よく頑張ったけど、もう歳を感じるね。大晦日のRIZINは朝から夜までだったでしょ。途中から眠くて眠くてしょうがなかったんだけど、20時頃から目が冴え始めて元気になっちゃってね。この年齢になると、大晦日も大変だよね。
――ハハハハハハ。
佐伯 今年はいいことがたくさんあるといいなあ。
――いいことあるじゃないですか。3月9日の後楽園ホールは、昼はDEEPジュエルス、夜はDEEPの昼夜興行ですが、DEEPジュエルスのチケットはバカ売れしてるみたいですし。
佐伯 まあまあ、まだハッキリとした数字は出てないけどね(1月15日に収録。2月4日時点でA席を除いて完売)。まだ1カード(浅倉カンナvs前澤智)しか発表してないけど、夜のDEEPよりはいまのところは好調だよね。ジュエルスはプレイガイドで強いんですよ。
――格闘技のチケットは基本的に選手の手売りに支えられていて、プレイガイドで売れるのはRIZINくらいで。
佐伯 まあRIZINとジュエルスでは規模が大きく違うけどね。DEEPジュエルスは後楽園ホールでやるのは初めてだから、どれくらい売れるのか心配だったんだけど。
――女子団体の後楽園ホールってもの凄く久しぶりですよね。
佐伯 女子だといつ以来なのかは覚えてない。だいたい忙しすぎてDEEPジュエルスが5周年か6周年なのかもわからんよ!
――ハハハハハハ! DEEPジュエルス前身のジュエルスが2010年12月17日に後楽園ホールでやってますね。メインはいまをときめく浜崎朱加とハム・ソヒですよ!
佐伯 浜崎さんもハムちゃんも、ウチから上に行った選手なんだよね。浜崎さんはウチが2015年に大晦日興行をやったときに、V.V Mei選手と日本人の頂上対決もやってるし。浜崎さんは「今度の後楽園に出ますよ」と言ってくれるんだけど、「いやいや、よしてくれ」と。
――ガハハハハハハ! 浜崎朱加を参戦拒否!
佐伯 だってRIZINのチャンピオンだから、アッチがお高いでしょ!(笑)。浜崎さんは「お金は関係ない」と言ってくれてるんだけどね。
――いい話だ! でも参戦拒否!(笑)。
佐伯 ハムちゃんだって呼べるかも。お金はかかるけど! ぶっちゃけ無理すれば、いろんなカードは組めるんですよ。でも、バランスを考えてやっていかないとね。今回の後楽園ホールは売れてるけど、新宿FACEがホームの団体だし、10月にも後楽園をやるかもしれないし、やらないかもしれない。
――つまり今回の後楽園だけじゃなくて、この先を考えながらやらなきゃいけない。女子の選手層も厚いわけじゃないですもんね。
佐伯 そういうこと。みんなRIZINに出たがってるから、そっちのほうも頭に入れなきゃなんない。浜崎さんはせっかくチャンピオンになったんだから、4月のRIZINに集中したほうがいいでしょ。
――愛のゆえの参戦拒否なわけですね。
佐伯 どうせなら大きな舞台でやってもらったほうが選手のモチベーションにも繋がるだろうし。俺はどっちかっていうと、できるんなら大きな舞台でやったほうがいいんじゃない?って思っちゃうほうだから。
――それは選手のため。
佐伯 そうそう。
――それに男子もそうですけど、マニアが見たいカードがプレイガイド売りに繋がるかは別ですもんね。
佐伯 ホントそうなんだよ。プレイガイドはホント難しいよ。RIZINはブランドになっちゃってるでしょ。「このカードでこんなにプレイガイドで売れるんだろう?」って思うときもあるし。
コメント
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シュウさんのインタビューもそうだけど、やっぱりufcを目指してほしい。
自分はrizinファンだけど堀口選手しかり他の選手もオファーが来たらいってほしい。
弱いやつとやって戦績を上げるっていう話もあるけれど例えば矢地選手なんか相当きついだろうし。
それこそマリオ・シスムンド?みたいなのとやってれば10連勝出来るけど、敢えてヌネスやケースとやることが成長に繋がる。
思い通りの戦績にはならないけど。