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ある人から電話がかかってきて「あぁ~ ささっち~。元気~? ささはらくんって何か書評みたいなことやってるんだよねぇ。ねぇぼくの本を取り上げてよ~。あっごめん。裏に電話が入ったから~。よろしく~。んあ~」と

一方的にお願いされました。

その電話の相手が誰なのかは口が裂けても言えません。でも、大学の認可取り消し!とか言ってた人が五日後くらいにあっさりと前言撤回しちゃうくらいですから、私も書いている最中に気が変わって、その相手は谷川さんだということを明かしてしまうかもしれません。

というどうでもいい話しはさておき、ちょっと真面目に書きましょう。

正直に書くと、本ブログでこの本を紹介することは多少のためらいを覚えました。

FEGが倒産し、私が代表を務めていたリアルエンターテインメントという会社もその影響によって会社清算中であり、FEGからの選手や業者さんへの未払い問題も残されたままという状況で、本作を紹介すれば下手な誤解を招きかねない(小なりとは言え、私にも立場がありますし)。