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アメリカのインディプロレスの“現在”を伝える連載! アメリカインディープロレス専門通販「フリーバーズ」(https://store.shopping.yahoo.co.jp/freebirds)を営む中山貴博氏が知られざるエピソードを紹介していきます! 今回のテーマは血の雨が降る! アメリカの夏、デスマッチの夏に大日本が参戦です!




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「血はリングに咲く花」というのは、グレート東郷の有名なキャッチコピーであるが、昨今のメジャープロレス界では、血を流すことは良しとされない風潮になってきている。

WWEはテレビで見ているファミリー向けPG路線になってから、偶然のバッティング等による流血を除くと、血を見ることはまずない。つい最近、新日本プロレスでも、レフェリーが内藤哲也の額をカットする場面が映ってしまい、それがSNS上で拡散されることがあった。流血シーンを見慣れない最近のファンにとっては、顔面が血で染まった内藤の姿、そして“プロレスの裏側”を見てしまったことに衝撃を受けてしまったようだ。

現在、真っ赤な血に染まるデスマッチを見ることができるのは、インディーだけとなっていて、アメリカではCZW、IWAミッドサウス、GCW、日本では大日本プロレス、FREEDOMSなどが、流血NG風潮など我関せずなデスマッチフリーク、流血マニアたちから根強い人気を誇っている。

アメリカでは、「Summer of Ultraviolence」と言われているデスマッチシーズンが、今月から始まり各団体でデスマッチトーナメント大会が開催されている。

血の雨が全米各地で振り注ぐ中、GCWのデスマッチトーナメント大会「ザンディグ主催トーナメント・オブ・サバイバル」も今年で3回目を迎える。GCWは日本ではFREEDOMSとの結びつきが強いイメージがあるが、今回は前職が神奈川県警警察官だったという異色の経歴を持つ植木崇行が参戦。


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