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【衝撃レポート】ジョシュ・バーネットはいかにして、薬物検査失格の疑いを晴らしたのか

2018/04/01 00:00 投稿

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Omasuki Fightの北米MMA抄訳コラム「MMA Unleashed」――今回のテーマは「ジョシュ・バーネットはいかにして、薬物検査失格の疑いを晴らしたのか」です!



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新日本プロレスの米国大会(現地時間3月25日『Strong Style Evolved』)で、実況アナウンサーのジム・ロスの隣に陣取って生中継で解説を務める姿が映し出されたり、『TBSオールスター後夜祭・ガチ相撲トーナメント2018春』 で活躍したり、4月11日『QUINTET』旗揚げ戦・両国国技館大会に参戦するなど、日本のファンの目にはますます活動の幅を広げているように見えるジョシュ・バーネット(40)。

ところが本業(?)のUFCファイターとしてのバーネットは、2016年9 月のUFCファイトナイト・ハンブルグでアンドレイ・アルロフスキーを下した後、2016年12月に行われたUSADAによる抜き打ち薬物検査で、禁止薬物オスタリンの陽性反応が検出され失格、暫定的な出場停止処分が下され、試合から遠ざかっていた。

バーネットが薬物検査に失格したのはこれが実に4度目となる。1回目は2001年、UFC 34の試合後に行われた薬物検査で失格(ステロイド)、ネバダ州アスレティック・コミッションから警告処分を受けた。翌2002年にも、UFC 36でランディ・クートゥアを下し、史上最年少のUFCヘビー級チャンピオンになったものの、試合後の薬物検査でまた失格(ステロイド)、ベルトを剝奪されている。そして3度目は2009年、幻の『Affliction: Trilogy』 大会で予定されていたエミリャーエンコ・ヒョードル戦直前に、カリフォルニア州コミッションが行った薬物検査で失格(ステロイド)、これにより大会は消滅、結果的にアフリクション崩壊へとつながっていったのである。

4度目の失格とあっては、UFCファイター、ジョシュ・バーネットもさすがにもはやこれまでかと思われたが、このほどUSADAとバーネットとの間で争われていた調停の結果が明らかになった。調停人は、バーネットの薬物検査失格は汚染サプリメントが原因であったことを認め、出場停止処分の必要性を退け、訓戒処分のみとすることを発表したのである。

これは、2015年にUSADAによるUFCアンチドーピング・プログラムができてから、薬物検査で陽性反応を示しながら、選手がUSADAの処分に異議申し立てを行い、調停を経て無罪放免となった初めてのケースとなった。

バーネットはどのようにして無罪を勝ち取ったのであろうか。


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